ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

「ひきこもり新聞」への期待と危惧。

おはようございます。Buenos Dias!!

私が熱烈応援している「ひきこもり新聞」。
このたび待望の「年間継続会員(サポート会員)」制度が導入され、私も早速先日申し込み、昨日新聞が届いた。

 

さて、今回はこの「ひきこもり新聞」への期待と危惧を綴る。
(長くなるので記事を折りたたみます)

期待:「HIKIKOMORI当事者」の生の声を伝えるメディアとして

いうまでもなく、新聞やテレビ、そしてネットコミュニティにおいて「HIKIKOMORI」という存在は「ボロカスな差別・侮蔑対象」である。
「ごくつぶし」「パラサイト=寄生虫」「世の中をナメている」…

そんな、当事者たちの生の声を伝えることで、本当の「HIKIKOMORI当事者」たちのことを知ってもらい、「真のHIKIKOMORI当事者に必要な支援とは何か」を考えてもらうことにつながるメディアになることを私は期待している。

危惧:「Hiki-com'i(ひきコミ)の二の舞に陥ってしまわないだろうか…

しかし、実は「HIKIKOMORI当事者の生の声を伝えるメディア」には、先例がある。

不登校情報センター」という団体が主宰していた「Hiki-com'i(ひきコミ)」である。

文通希望者の紹介と当事者手記、そして通信制高校などの広告が主だった。

しかし、当初は書店で販売され、雑誌の体裁をとっていた「Hiki-com'i」も、一時期の休刊を経て数年後には「わら半紙」で作成された「遠足のしおり」みたいなものに劣化し、その後廃刊した。

「ひきこもり新聞」も、現在は新聞紙*1という体裁をとっているものの、いずれ「コピー用紙で作った新聞もどき」に劣化し、消滅してしまわないか、危惧してしまうのだ。

でも、まあ大丈夫だと思う。
主宰者自体が「世の中をナメている」性格らしい「不登校情報センター」*2よりも、「ひきこもり新聞」主宰団体はかなりしっかりしていると思うから。
「すさまじいブログ」こと「ぼそっとプロジェクト」主宰者「ぼそっと池井多」さんも参戦しているし。

「ひきこもり新聞」、私はこれからも応援するぞ。

それではまた。Adios amigos!!

*1:ぱっと見のイメージとしては業界新聞(専門新聞)の雰囲気。業界新聞というものについては日本専門新聞協会http://www.senmonshinbun.or.jp/)に詳しい。

*2:この団体のうさん臭さについては「むすかりん黒文庫」(http://chalcarrot.web.fc2.com/blib.html)に詳しい。