ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

著名プロサッカー選手のありがたいお説教についての続き。

こんにちは。Hola amigos!!

週末になってまた体調を崩してしまった…

今回は前回の続き。
ある著名プロサッカー選手のありがたいお説教についての話。

今週更新された「マガジン9」のコラム「雨宮処凛がゆく」で、まさにありがたいお説教についての話がなされていたので紹介する。

maga9.jp

「成功バイアス」とはまさにその通りで、「自分の成功体験」が、「世の中の事象すべてに当てはまる」と錯覚してしまうさまを指すのだが、雨宮氏はこう綴っている。

 この記事*1を読んで、一部スポーツ選手が頑なに体罰を肯定する理由がわかった気がした。彼らは自分がされて傷ついたことを「あれがあったから今の自分がある」と自らを「洗脳」しちゃってるのだ。自分で自分を洗脳しているだけだったらまだいい。が、それを「だから体罰はあってもいいのだ」と開き直ることはもはや有害でしかない。自らのトラウマの果ての「自分洗脳」にも気づかず、被害を拡大させることはもはや罪でしかない。

 成功者たちは、自分自身の努力のほかに、「自分に対し、周りが厳しく接してくれたから今の自分があるのだ」という錯覚も持っているように思う。
これが、現在では「HIKIKOMORI矯正業者」を肯定する論にもつながっていると思う。

もう一つブログを紹介する。

superleft.exblog.jp

ここからも一部引用。

 実力主義の世界に生きる人は、成功の原因を自分の素質や努力に結び付けたがる。だがこれは中小企業にありがちな社長の裸一貫から成功した立身出世の物語と同じで、本人の自惚れ以外のなにものでもない。
周囲が環境を整えてくれたから自分の成功があるという観点が欠け落ちているのだ。

 「周囲が環境を整えてくれたから自分の成功がある」、まさに私が以前に綴った「運と縁」のことだと思う。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 それにしても、世の「子ども」たちというのはね、

自分から「あなた方の子どもにしてください」と頼んで生まれたわけではないからね。

自分から頼んで生まれたというのなら、親に感謝すべき部分は大いにあると思う。
しかし、そうではないのだから、「親に感謝しろ」なんて赤の他人が説教するのは暴力以外の何物でもない。

まあ、雨宮氏のコラムを見て、私も「成功体験に基づいたアドバイス」は控えないといけないなあ、と思った。
二条師匠のブログに私は「発達障害認定を受けて、障がい者福祉を受けたほうがいいと思う。障害基礎年金ももらえるし」とコメントをしたことがある。
むろん不承認処分されたが…

たしかに二条師匠はブログでの職場経験などから99.99発達障害持ちであろうし、障がい者向け福祉を受けたほうがいいと今でも思うのだが、障害基礎年金についてはやや言い過ぎの感があった。

私が障害基礎年金を受給できたのは、現在の発達障害についての治療・診察を「幼少のころに」受けていたことが大きかった。
初診日認定の際、「幼少のころに」受けていなければ年金未納者は年金受給ができないのだから…

次回は最近の「すさまじいブログ」こと「ぼそっとプロジェクト」について綴る。
それではまた。Adios amigos!!

(追伸)
先月、「マガジン9」がリニューアルし、URLも変更されていたので、リンク欄のジャンプ先も変更しておいた。