おはようございます。
今回も私がツイッタータイムラインで見たツイートを紹介して始めたいと思う。
https://twitter.com/peureka/status/1141712268419166208
ホリエモンの「税金泥棒」発言で目立ってますが、若手企業家のような方々が、俺たち権力者、と嬉しそうに一般人をdisるのが流行ってるんですか?あなた方の成功は一般の人たちが支持してくれたからでは?松下幸之助(古すぎ笑)が厳しく言ってそうなことですが、MBAとかでも教えてるんじゃないですか?
— 牟田和恵 (@peureka) June 20, 2019
このツイートに私は唸り、このような形で引用ツイートをした。
若手起業家の皆様は、就職氷河期「自分で仕事を作り出せ」と突き放され、その通り実行された方。つまり「信じられるのは己のみ」と本気で思っている。
— やまもと「豚猫は正義」ぶーにゃん (@yamamotobuunyan) June 20, 2019
彼ら彼女らは「手を取り助け合う」ことが大嫌いなのさ https://t.co/ehPt7UUfyX
なぜ、「起業家(企業家)」たちは社会的弱者に冷酷なのか
今年初めの「ZOZO*1」問題とかホリエモンの「税金泥棒」発言とか、30代~40代の「起業家(企業家)」たちはなにかと他人、特に社会的弱者に対して冷酷な態度を取り、馬鹿にする。
なぜ彼ら彼女らがこんな態度をとるのか。
それを解くキーワードはやはり、
「2000年代就職氷河期」
ではないかと思う。
「自分で仕事を作り出せ」と突き放される
以前の「就職氷河期戦線異状あり」連載記事にも綴ったが、「2000年代就職氷河期」の世代は各種マスコミ屋、そして内閣総理大臣から、
「企業で雇用されることを期待せず、自分で仕事を作り出せ」
と突き放された。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
当然、自分で事業を興す以上はだれにも頼ることはできない。
そして以前の記事にも綴ったように事業が成功するのは「運と縁」に恵まれたほんの一握り。
だれにも頼れず、「一握り」に入るために熾烈な競争を潜り抜けた「起業家(企業家)」たち。
そんな人たちが「頼れるのは己のみ」と思い、そして「他人に頼らざるを得ない」社会的弱者たちのことを馬鹿にするのはある意味自然といえる。
やはり、「脱・主流秩序」の考えが必要
現在の政権与党は「就職氷河期世代の救済」を掲げている。
それも「人生再設計第一世代」などと称して。
maga9.jpしかし、この政策で救済が「成功」するのもまた一握り、競争率は高いと思われる。
だったら、いっそのこと、以前から綴っているように、
「脱・主流秩序」を目指すべき
ではないかと私は思う。
「脱・主流秩序」の精神を持つことで、たとえ「成功者」になれたとしても、社会的弱者に対してやさしくなれると思う。
それにしても、「ナナロク世代*2」なんてよく言われたよなあ…「2000年代就職氷河期」の起業家(企業家)ってさあ。
そんじゃまた。