おはようございます。¡Buenos dias!
前回最後に綴った「バリバラの放送時間が変わって『24時間テレビ』の裏におちょくる企画をぶつけられなくなったのではないか」という話。
どうやらそれは杞憂だったようだ。
8月25日(日)
【生放送】2.4時間テレビ 愛はボクを救うの?
2.4時間テレビですかあ。
まだ具体的な情報が明らかになっていないからわからないが、バリバラとしては長時間の特別企画としてやるということかなあ。
しかし半ば「風物詩」チックにこういう企画を続けるよりも私はいい加減に大晦日の「紅白歌合戦とかいう八百長番宣歌謡ショー」の裏でおちょくる企画をしてほしいよ。sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
さて今回も「毒オトナ」について綴るとしよう。
最近の毒オトナの生態三題
さて、ここ最近また毒オトナが勢いづいている。
以前「たとえ毒オトナだらけになろうとも…」と綴ったが、こういう事態を見ているとどうしても怖気ついてしまう…「黄色」ではなく「赤」であろうと思ってもね…
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「はたらくくるま」
この間、「はたらくくるま」をテーマにした幼児向けの本において、どう考えてもテーマに似つかわしくない「軍用車両」「軍用機」が掲載されていたことに対し、「これはちょっと問題ではないか」と女性団体「新日本婦人の会」が出版社に要望を出した。
すると、同団体本部および地方組織の公式ツイッターアカウントに対して毒オトナたちが多数の「クソリプ」を投稿。
まるで同団体に親でも殺されたかのように。
同団体が声明を発表しているので参考リンク。
おそらく、
ということで毒オトナたちは欣喜雀躍(きんきじゃくやく)していると思われる。
しかしおかしい話だ。
同団体は「幼児向け書籍」について要望を出しているというのに、それをまるで「すべての書籍に軍用品のことを載せるな」といっているかのようにとらえ、クソリプを貼り付ける。
別に「コンバットマガジン」「アームズマガジン」などに対して言うたわけでもないのに。
毒オトナたちの「趣味嗜好」をないがしろにされたのがそんなに屈辱なのか。
#KuToo
この前の「しんぶん赤旗日曜版(7月28日号)」に、「#KuToo署名運動」についての記事があった。
女優などとして活動している「石川優実」氏が、自身のバイト先で「女性の靴はヒールかパンプスのみ」とされたことに対し、「女性だけが靴を指定されるのはおかしい」と異議申し立て、「#KuToo*2」と称してネット署名活動を実施した。*3
女性問題としてあまり注目されなかった「靴・履物」について問うたことは大きな注目・共感を受けた。
一方で、活動や石川氏本人に対し、毒オトナたちもわんさと押し寄せた。
過去に「セックスアピールアイドル(グラビアモデル)」として活動していたことに対し「さんざん女を武器にしてきたくせに」。
また「ヒールやパンプスが好きな人のことも考えろ」とかいうのもあった。別に「ヒールやパンプスを社会から抹殺しろ」とか言うていないのに…
まあ、社会的慣習に対して「異議を唱えた」ことが許せないんだろうな。
うちの父親がよく言うセリフだが、
「不満を持ったらあかんのや!」
というやつ。
ちなみに石川氏は、「#MeToo問題で一番声を上げてほしい職種=セックスアピールアイドル」として「声を上げられた」方でもある。
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そしてあいちトリエンナーレ
そして今月から開始された「あいちトリエンナーレ」。
この会場で展示された一部の作品が「日本人の心を傷つけている」といわれ、実際に撤去されてしまった。
大阪府内で自治体首長をしている「維新を名乗る浪速のトランピズム政党」最高幹部も撤去を推奨するコメント・ツイートを発していた。
むろん、毒オトナたちが欣喜雀躍したことはいうまでもない。
こちらに、問題についての詳しい論評が綴られている。
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これら3つの問題でわかったことがある。
毒オトナたちは「表現の自由」をよく求めてくるのだが、その「自由」は、
- アニメ・漫画などの性的表現の自由など、「女性を性的に消費する」ための自由
- ゲームソフトにおける暴力・残虐表現や、兵器・軍用品をかっこよく取り上げてもらうなど「戦争・暴力をかっこよく表現する」自由
- そして他人種・他民族や、「下(マイノリティ)」とされる人間を馬鹿にする自由
でしかないのだと。
そして、
- 「下(マイノリティ)」とされる人間が、社会的問題に声を上げる、異議を唱えることは絶対に許さない。こいつらに「表現の自由」はない!
とお考えでもあると。
一時期親しくしてしまった「HIKIKOMORIは認知症と同じ」などと暴言を吐いていた方も大体こんな考えだったんだろうな。
それではまた。