こんばんは。
今回も「毒オトナ社会の解きかた」。
「あの政党」の機関紙日曜版に綴られていた先月の統一地方選総括について綴る。
あまりにも馬鹿馬鹿しく能天気すぎる選挙総括
さて、その選挙総括記事なのであるが、あまりにも馬鹿馬鹿しく、そしてあまりにも能天気すぎて笑ってしまった。
まず冒頭にこうある。
「あの政党」にお寄せいただいたご期待にこたえる結果を出すことができず、住民の利益のために草の根で奮闘している多くの候補者を落選させたことは、悔しく残念であり、おわびを申し上げます。(当該政党の名前を「あの政党」に変更)
本当はここでもう終わりにしてしまい、中央幹部を「総とっかえ」しますというべきだった。
「『あの政党』は異論を認めない党」?実際その通りじゃないか!
で、このあとはいろいろと「言い訳」をしている。
「『あの政党』は異論を認めない党」などといった反「あの政党」キャンペーンが、一部の大手メディアをつかって大々的に展開されました。
いや、実際その通りじゃないか。
「異論」を発した党員を問答無用で除名処分にしたじゃない。
あと、「離党したい」と届けを出した別の党員*1に対し受理せず「除籍」にしたり。
それをメディアで報じられて何を必死になってんだという話だ。
このとき、「政党のありかたにいろいろ言うのは『結社の自由』の侵害だ」などと叫んでいたが「信教の自由」に置き換えたらまるっきり「宗教系カルト」の論理だということは以前の記事で綴った。
sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp
なんで性質の違う「国政選挙」と比べるのかなあ
このあとこう綴られている
こうした厳しい条件のもとでたたかわれた今回の統一地方選挙で、前半戦でも、後半戦でも、わが党が獲得した得票率は、4年前の比較では後退しましたが、22年の参議院選挙の比例代表の得票率との比較で前進していることは重要です。22年の参議院選挙の比例得票率と今回の選挙で得た得票率を比較すると、道府県議選では7.2%から12.0%へ、政令市議選では7.5%から10.7%へ、区市町村選挙では7.2%から8.1%へ、それぞれ伸ばすことができました。
今回の総括に限らないが、「衆議院選挙と参議院選挙」「国政選挙と地方選挙」というそれぞれ違う性質の選挙を一緒くたにして「伸びた」「落ちた」と比べることに何の意味があるのだろうか。
せいぜい「教化」がどれだけ進んでいるかくらいしかわからん。やっとることはまさに「宗教団体」。
「130%の党づくり」の前に、「戦う政党」の姿勢を示せアホンダラ!
「あの政党」の綱領では、この国ニッポンにおける、「資本家の犬」「アメリカの犬」ぶりを糾弾しているのだが、最近の国会などを見ているとここら辺を告発しているのは「あの政党」よりもむしろ「れいわ新選組」なのではないかと思ってしまう。
いくつか動画を紹介する。
これら山本太郎氏、そして「れいわ新選組」の言うていることって、本当は「あの政党」がもっとやるべきことなんだよね。
そして本会議の投票での「牛歩戦術」も本当は「あの政党」も一緒にやるべきなのだ。
実際最近の世論調査における政党支持率でも「あの政党」は「れいわ新選組」に追いつかれつつある。
あまりにも「あの政党」は「オギョウギ」が良すぎる。「130%の党」をのたまう前にもっと戦う姿勢を示せ。
本当の「戦う政党」への第一歩、「真のジェンダー平等」
で、今回の総括が掲載された機関紙日曜版の一面記事にはこんなものが載っていた。
「あの政党」自身のことは棚に上げてこんな記事を載せているんだよね。
実際記事に登場した女性はこう発言している。
「あの政党」は、早くにジェンダー平等を掲げ、30年までに候補者だけでなく当選した女性議員を半数にすることを掲げており、目標に一番近いですね。
この女性はいったい何を見ているのかと言いたくなる。
実際、今回の統一地方選において、「あの政党」の富田林市のある女性市議が先輩市議(男性)からパワハラを受けたことを告発し、党中央にも請願したがなぜか党公認を取り消され立候補を取り下げさせられる事件が起こっている。むろん救済もされていない。
以前綴った「あの政党」のマネジメント能力の欠如、そして「ジェンダー平等」がただの上っ面でしかない(と市民から思われても仕方がない)ことを示す事件だ。
本当に「ジェンダー平等の政党」を謳うのであればまず党の代表を女性にすべきであろう。
「政治家女子48党」などという馬鹿馬鹿しい政党*2が出てきたが、あるいはかつて「女性党」なる政治団体*3が存在したが、これらとは「格が違う」ことを「あの政党」は見せるべきだし、またそのチカラは十分にあるはずだ。
それにしても、「あの政党」の代表が現在の人になったのって、私が大学生のころ、もう20年以上前なんだよね。ほんまにいい加減にせんとあかんよ。
次回に続く。