ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

毒オトナ社会の解きかた(60)「あの茶番政党」の「8中総」を破折する

こんにちは。

今回も「毒オトナ社会の解きかた」。

今回は「あの茶番政党」が発表した声明について「破折はしゃく」をする。

 

「あの茶番政党・8中総」を破折はしゃくする

さて、当の「8中総」であるが、全編あまりにも「こっぱずかしい」内容になっていて「草も生えない」。

早速「政治対決の弁証法」あたりからあきれ果てる内容だ。

「自分たちの存在に支配勢力は恐れている」といううぬぼれ

報告から引用する。

(前略・2021年衆議院議員総選挙において)支配勢力を恐怖に陥れるまで攻め込み、追い詰めましたが、攻め落とせず、党自身は悔しい後退を喫しました。

(前略・今年の統一地方選において)党の規律に違反して処分された元党員を利用して、大手メディアも動員した「あの茶番政党はは異論を許さない党」などという一大反「あの茶番政党」キャンペーンが行われました。わが党は一連の論考と態度表明によって、果断に、断固たる反論を行うとともに、全戸規模の宣伝物--「異論を許さない?非現実的?党首公選にすべき?ありのままの姿を見てください」を作成・活用して、この攻撃に正面から立ち向かいました。(当該政党の名前を「あの茶番政党」に変更。以下同じ。)

いやあ、これはうぬぼれ以外の何物でもあらへんで。

まず「支配勢力は恐怖に陥っている」と思っているようだが支配勢力は「あの茶番政党」のことなぞ歯牙にもかけていないと思うぞ。しいていえば「マウンティングの材料」、つまり馬鹿にして一緒に笑ってやろう程度しか思っていない。

また、最近の「茶番政党はもっと改革すべき」という声も「一大反党キャンペーン」としているが私には「党に携わる者からの真摯な声」であり「攻撃」では決してないと思った。

アメリカ・財界と本気で戦う党」という立場ももはや「あの茶番政党」の専売特許ではなくなった

引用を続ける。

しかし、他のどの党も正面から言わない重要な問いかけが二つあります。一つは「こんなアメリカ言いなりの国でいいのか」という問いかけです。いま一つは「こんな財界のもうけ最優先の国でいいのか」という問いかけです。「あの茶番政党」は、この二つのゆがみに真正面から切り込み、「国民が主人公」の日本へと、政治を「もとから変える」党であります。この党を伸ばしてこそ、いま国民が持っている切実な願いを実現する道が開かれる--こうした訴えを太く貫き、総選挙をたたかいぬこうではありませんか。

ああ、完全に「れいわ新選組」をDisっているなあ…

とりあえずこちらの動画をどうぞ。

youtu.be

youtu.be

とにかく、「アメリカ・財界と本気で戦う党」という看板はもはや「あの茶番政党」の「専売特許」ではないことを心得るべきであろう。

「アップデート」完全拒絶宣言

で、このあとは「党組織のありかた」について綴っているが、総じていえば、
「党のアップデート」完全拒絶宣言
ともいうべきものだ。

再び引用する。

民主集中制のもとでこそ、徹底した党の民主的運営が可能になるし、わが党はそれを実践しています。

指導部のあり方にかかわって、「代表の在任期間が長すぎるのが問題だ」という批判・攻撃があります。たしかに他党に比べれば長いのは事実です。しかし、批判者たちは、「長い」ことのどこが「問題」と言っているのでしょうか。結局、批判の中身は、「選挙で後退した」「党勢が後退した」というもので、私個人が政治的に重大な誤りを犯したとか、品性の上で重大な問題点があるという批判ではありません。つまりこの攻撃の本質は、「あの茶番政党」そのものに対する攻撃ではないでしょうか。(太文字・大文字強調は引用者)

ここから垣間見えるのは、とにかく「自分たちは何も『アップデート』する必要もないし、『アップデートしてほしい』という周辺からの声は『党への攻撃』とみなす」ということだ。

私はこんな政党を支持し、「党員」になっていたのかと恥ずかしくなった。

とくに後者において、「選挙で後退した」「党勢が後退した」だけではなく、
20年余りの代表在任中、「常に」「選挙で後退した」「党勢が後退した」ということ
が代表に対する批判の核心なのだということがわかっていないのは本当に情けない。

で、結局は「さらなる党勢拡大」。宗教団体ならそれで構わないのだが…

で、あとはとにかく「党勢拡大、党の新聞読者拡大」ばかりである。

宗教団体ならそれで構わないんですよ。
「教えは過去現在未来においても不変であり、信徒は『確信』をもって布教に務める」という組織のあり方なのだから。

しかし、「あの茶番政党」は国政政党である。
民間企業同様、「アップデート」が求められる組織だ。
もう昔からの組織論に固執していてはダメだと思う。

最後にもう一つ動画を紹介する。

これが「あの茶番政党」の現実だ。

www.youtube.com

それではまた。