ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

「発達障害」か?「発達凸凹」か?

こんばんは。

先日、NHKスペシャル発達障害」について綴ったのだが、寄せられたコメントに「『発達障害』について、もっと違う言い方はないのだろうか」という趣旨のものがあった。

私はその返信に、「まさにNHKの特設サイトで、『発達凸凹』という言い方をする専門家もいる、ということが紹介されている」と綴った。

それにしても「発達凸凹」かあ…

私は、実際に生活の各面(特に就労面)で色々トラブルが発生しており、支援・援助が必要なほど「障害」が発生していることから、やはり発達障害という言い方がふさわしいのではないかと思う。

ちなみに、「『障害者』か?『障がい者』か?」という問題もあるが、私は弊ブログにおいて、「聴覚障害」「視覚障害」など、生活に支障をきたしている事象については「障害」という言葉を用い、「障がい者」についてのみひらがな表記にしている。

それではまた。

すさまじいブログにヒロイン誕生。まさに未来の「大佐」だ。

こんばんは。Buenas noches!!

今回は弊ブログでたびたび伝えている「すさまじいブログ」こと「ぼそっとプロジェクト」について綴る。

vosot.hatenablog.com

最近は、このブログの管理人氏と「マリアテレサ」という自称「精神科医の卵」の女性とのあるSNS*1でのやりとりが紹介されている。
このシリーズ、最初は「外国のうつ・ひきこもり事情」カテゴリーに掲載されていたのだが、その後管理人氏の生い立ちにもかかわる、ということで「スパゲッティの惨劇」カテゴリーに移転している。
弊ブログで言えば、「就職氷河期戦線異状あり」から、「私と発達障害」にカテゴリーを移転するようなものだ。

最近のエピソードで、

ところが、そこには思わぬ展開が
待ち受けていたのである。……

とあったので、まさか、「実はなりすましのネカマでした~」という展開か、と思ったのだが…

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 

なんとこの女性、16歳の少女だったとのこと。

vosot.hatenablog.com

これには一本取られた。
ありがちな展開を予想していたのだが…

文面を見るとおり、ネカマではなさそうだ。
とすれば、これは未来の「大佐」が誕生したというべきだろう。

いやあ、これは将来が楽しみやで。

やりとりを見ていると、このイタリアの少女は大佐が私に接するときの心得を身につけていると感じた。

  • 彼女は「頭ごなし」「決めつけ」をしていない。
  • 彼女は管理人氏の趣味嗜好などを否定しない。

ここらへん、「大佐」=精神保健福祉士とよく似ていた。
なにしろ、管理人氏の主治医とやら*2は「女性、主に母親から男性への虐待なんてあるわけがない」とか決めつけているからね…

大佐の接する手法についてはこちら。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 また機会があれば、このブログについて紹介するs。

それではまた。

*1:おそらくフェイスブックかと思われる。

*2:ブログでは「塞翁先生」と綴っている。元ネタが誰であるかは各自で探って頂きたい。

著名プロサッカー選手のありがたいお説教についての続き。

こんにちは。Hola amigos!!

週末になってまた体調を崩してしまった…

今回は前回の続き。
ある著名プロサッカー選手のありがたいお説教についての話。

今週更新された「マガジン9」のコラム「雨宮処凛がゆく」で、まさにありがたいお説教についての話がなされていたので紹介する。

maga9.jp

「成功バイアス」とはまさにその通りで、「自分の成功体験」が、「世の中の事象すべてに当てはまる」と錯覚してしまうさまを指すのだが、雨宮氏はこう綴っている。

 この記事*1を読んで、一部スポーツ選手が頑なに体罰を肯定する理由がわかった気がした。彼らは自分がされて傷ついたことを「あれがあったから今の自分がある」と自らを「洗脳」しちゃってるのだ。自分で自分を洗脳しているだけだったらまだいい。が、それを「だから体罰はあってもいいのだ」と開き直ることはもはや有害でしかない。自らのトラウマの果ての「自分洗脳」にも気づかず、被害を拡大させることはもはや罪でしかない。

 成功者たちは、自分自身の努力のほかに、「自分に対し、周りが厳しく接してくれたから今の自分があるのだ」という錯覚も持っているように思う。
これが、現在では「HIKIKOMORI矯正業者」を肯定する論にもつながっていると思う。

もう一つブログを紹介する。

superleft.exblog.jp

ここからも一部引用。

 実力主義の世界に生きる人は、成功の原因を自分の素質や努力に結び付けたがる。だがこれは中小企業にありがちな社長の裸一貫から成功した立身出世の物語と同じで、本人の自惚れ以外のなにものでもない。
周囲が環境を整えてくれたから自分の成功があるという観点が欠け落ちているのだ。

 「周囲が環境を整えてくれたから自分の成功がある」、まさに私が以前に綴った「運と縁」のことだと思う。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 それにしても、世の「子ども」たちというのはね、

自分から「あなた方の子どもにしてください」と頼んで生まれたわけではないからね。

自分から頼んで生まれたというのなら、親に感謝すべき部分は大いにあると思う。
しかし、そうではないのだから、「親に感謝しろ」なんて赤の他人が説教するのは暴力以外の何物でもない。

まあ、雨宮氏のコラムを見て、私も「成功体験に基づいたアドバイス」は控えないといけないなあ、と思った。
二条師匠のブログに私は「発達障害認定を受けて、障がい者福祉を受けたほうがいいと思う。障害基礎年金ももらえるし」とコメントをしたことがある。
むろん不承認処分されたが…

たしかに二条師匠はブログでの職場経験などから99.99発達障害持ちであろうし、障がい者向け福祉を受けたほうがいいと今でも思うのだが、障害基礎年金についてはやや言い過ぎの感があった。

私が障害基礎年金を受給できたのは、現在の発達障害についての治療・診察を「幼少のころに」受けていたことが大きかった。
初診日認定の際、「幼少のころに」受けていなければ年金未納者は年金受給ができないのだから…

次回は最近の「すさまじいブログ」こと「ぼそっとプロジェクト」について綴る。
それではまた。Adios amigos!!

(追伸)
先月、「マガジン9」がリニューアルし、URLも変更されていたので、リンク欄のジャンプ先も変更しておいた。

ある著名プロサッカー選手の自殺問題への説教について。

こんばんは。Buenas noches!!
体調はだいぶ回復基調にあります。

さて、今回は先週問題になった「ある著名プロサッカー選手の自殺問題に対する説教ツイート」について綴る。

そのツイートについて詳しいことはこちらを。
この方の論考はまさにその通りだと思う。

www.huffingtonpost.jp

しっかし、これ、著名プロサッカー選手を騙る偽アカウントかなあと思っていたが、本人認証マークがついていることから本当にそう思っていたんだなあ…
だってわが国のSNS界隈では著名人を騙る偽物が多いんだもの…詳しいことはこちらの過去記事で。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 で、そのプロサッカー選手は「他人のせいにするな、社会のせいにするな」に加え、「両親に感謝しないといけない」とまで言ってしまっている。

うわあ…これはあかんやつや…

私に言わせれば、このようなことをいう人が主流に立っているからこそ自殺者が絶えないのではないのかと思う。

たとえばHIKIKOMORI当事者の「二条師匠」。
彼は自殺者がどんどん増えることこそ「健全だ」とまで断言してしまっている。
自身もいつ自殺するかわからない状況だ。

生の強制。 | 高齢ひきこもり

師匠のブログの過去記事をずっと読んでくだされば分かるが、彼は両親、特に母親に疎まれて育ってきた。
いわゆる「毒親家庭」の子供だった。
とても「両親に感謝」などできないはずだ。

最初に示したリンク先でも綴られていたが、スポーツやビジネス界で成功した人間は「自分はだれにも頼らず、自分の力だけでのし上がってきた。自分でのし上がれない人間は愚かである」と認識しがちだ。以下引用。

自分は自分の力で頑張ってきたんだという強い自意識があるから、社会的な弱者に対して「他人のせいにするな」と平気な顔で言い放ってしまう。自分が成功したのは自分ががんばったから、そして、他人が成功しなかったのは他人ががんばらなかったから。あまりにも単純で、あまりにも狭い。物事の複雑な因果を一つの偏狭な図式に当てはめて理解し、それによって成功者としての自分の過去に肯定的な価値を与える。今日もまた一人、また一人と、成功者たちが「自己責任論」のダークサイドに墜ちていく。

この部分は全くその通りだと思う。
以前にも綴ったが、「自分が努力して報われるかどうか」は「運」と「縁」が絡むか否かに関わっている。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 この著名プロサッカー選手もそうだが、こういうたぐいの「励まし」は、「目標がはっきりしていて、自分が現在70%くらいの位置にいて、あともうひと押しで目標に手が届く」ような人に対してしか通用しないし、「そもそも目標などなく、生きること自体に絶望している」人には絶対に通用しない。
以下の過去記事も参照のこと。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

ああ、それにしてもアスリートたちに「公認されない社会的弱者」への温かい目線を持っている人が果たしているんだろうか…

それでは。Adios amigos!!

(追伸)
最近もちょくちょく師匠のブログを覗くのだが、最近は男性はみな「太郎」、女性はみな「花子」ばかりになってるなあ…

先日放送されたNHKスペシャル「発達障害」の感想。

こんばんは。前回記事から1週間くらいたったが、まだ体調は本調子とは言えない。
姉妹ブログ(ゲームと趣味)は先日更新したが、こっちのほうは発達障害にHIKIKOMORI問題にそしてある著名プロサッカー選手による自殺問題の「主流秩序に基づいた説教ツイート」問題などなどいろいろ綴りたいもののどういう文章構成にしようか迷って結局何も綴れないんだよなあ…

さて、今回は、先日放送されたNHKスペシャル発達障害」について綴る。
結論から言うと、
とてもよかった。

ここからは長くなるので折りたたみます。

続きを読む

最近落ち込んでました…

こんばんは。Buenas noches!!

最近、具体的にはこの1週間、かなり落ち込んでました。
原因はよくわかりません。

現在はだいぶましになりましたが、まだ本調子ではありません。

ブログはちょくちょく更新しますが、頻度は減ると思います。

それではまた。

【近況報告】昨日おとといと立て続けに面白い番組が放送されていた。

こんにちは。Hola amigos!!

昨日、おとといと、立て続けにNHKが面白い番組を放送してくださったので、そのことを報告する。

NHKスペシャル発達障害

前回の記事で綴ったおとといのNHKスペシャル発達障害」。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 期待にたがわぬ面白さだった。
また具体的な感想を後日綴る。

クローズアップ現代+(プラス)

昨日放送されていた「クローズアップ現代+(プラス)。

国谷裕子亡き*1後のクローズアップ現代なんてただの屑だと思っていたが、今回はいわゆる「HIKIKOMORI矯正収容所」を取り上げておられた。

以前綴ったTBS「ニュース23」に続いて例の「元・県警警部」の収容所が登場し、他にも「留学・外国語学習が充実」と謳っている収容所のケースでは、「外国語学習」は「海外ドラマや映画のDVDを見ろ」というだけだとか心の中で「アホか」と叫んでやったわ。

これも、後日感想を綴る。

それではまた。

*1:あえて「亡き」という表現をする。実際、NHKにとって彼女は存在しない扱いをされており、「過去の番組を振り返る放送」において、クローズアップ現代を放送する際にはVTRパートしか放送しないようになっているからだ。