ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

毒オトナの条件・第13回「『世の中キレイゴトばかりでは通用しないからな』と叱責」

こんばんは。
今回も地元選出の「浪速のトランピズム政党」除名処分された衆議院議員氏について綴る。
そして今回はシリーズ連載「毒オトナの条件」のナンバリングもつける。

「世の中キレイゴトばかりでは通用しないからな」

今回、衆議院議員氏が問題になったのは、
北方四島の元島民に対し、『戦争してでも取り返そうとは考えないのですか?』などと叱責したらしいこと」
である。

この発言の根底にあるのは、
「『話し合い』などという『キレイゴト』はもう通用しないんじゃないのか?」
という考えである。

北方四島の問題はもう戦後70年余りずっと言われ続けていることである。
北方領土返る日平和の日」などと描かれた看板もよく見かける。

で、今回衆議院議員氏は「もう話し合いなんて無駄だ、キレイゴトなんて言ってもしょうがない。戦争してでも取り返すくらいの気概をいい加減に持つべきではないか」と考えたんだろうね。

世の毒オトナたちもよく言う「キレイゴトでは動かない」

さて、今回の発言の根底に流れている(と私が考える)「キレイゴトでは通用しないからな」という考え。

支持母体の一人であるうちの父親もよく言うんだよね。
「ルールだ、法律だとかいうけれど、そんなのキレイゴトや。世の中キレイゴトばかりでは通用しないんだからな」

これは以前綴った「毒親の条件」のエピソード「必要悪の容認」の類型である。

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最近では「ポリコレ*1うざい」も類型として用いられているな。

結局「『下』への説教=トーンポリシング

そして、「キレイゴトばかりでは通用しない」という文言が一番牙をむくのは、「下=社会的弱者たち」が「権利、特に生存権」を求めるときである。

「お前ら『義務』を果たしているのか」という聞き飽きた台詞とともに、「キレイゴトばかり言うてたら世の中が回らなくなるし財源も食うんだよ」と叱責されてしまう。

「キレイゴトばかりでは通用しない」という文言、結局は「『下』への説教=トーンポリシングの類型」として用いられるんだよなあ…

そしてこの言葉を振りかざす人たち=毒オトナたちは「えばる」ことで「確認=マウンティング」をするのである。

それでは。

*1:ポリティカル・コレクトネスの略。映像作品や文学等で、違法行為を肯定的に描かないようにすることや、各種人権に配慮した表現を用いるように努めること。

言うとくけど、これは「トカゲの尻尾切り」だからね。

こんばんは。
昨日綴ったうちの地元選出の「浪速のトランピズム政党」衆議院議員氏のことだが、除名処分にされるとのこと。

www.jiji.comこちらの記事に、「イメージダウン回避狙う」とあるように、今回の除名処分は所詮「トカゲの尻尾切り」でしかないからね。
当初は「言論の自由」などと言って擁護していたし。
不器用な形で毒オトナをこじらせた結果執行部も「擁護不能」と判断したに過ぎない。

それにしても、「浪速のトランピズム政党」で除名処分された国会議員といえば、
「浪速のエリカ様」
は元気にしているかなあ…

除名処分の後、所属していた「浪速のトランピズム政党」をぼろくそにけなし、「人工透析を受けている患者は死ね」発言した「フリーアナウンサー」氏が衆議院議員選挙に出ることに対しても「この男は大したことのない小物」などと批判したり…

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最近はすっかり音沙汰がないのだが…

それではまた。

また、「浪速のトランピズム政党」の構成員が…

こんばんは。¡Buenas noches!

今日、ツイッターのタイムラインを見てみると、こんなニュースが…

www.jiji.comああ、またか…
また「浪速のトランピズム政党」のあの議員か…

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本当に私はこんな輩を国会議員にしてしまった選挙区の人間として恥ずかしいと思う。

でも、当の議員、および「浪速のトランピズム政党」にとっては「平常運転」なんだよね。
こうすることで支持母体の毒オトナたちが
そこにシビれる!あこがれるゥ!」
と言うてくれるんだからさ。

むろん、「こんなこと言うたらあかんやろ」というツイートも相当数見られた。*1

しかし、それ以上に「毒オトナ」がネット、そしてリアルで多数派であることは先月の「大阪府知事大阪市長ダブル選」「衆議院議員補欠選挙の大阪12区」でいずれも「浪速のトランピズム政党」が大勝していることからもわかる。

毒オトナの前に、俺たちは無力なのか…

それではまた。

*1:その中には政権与党に所属している国会議員からのツイートもあった。

【近況報告】就労支援団体のイベントで講演することになりました。

こんばんは。¡Buenas noches!

突然だが、私が世話になっている就労支援団体が主宰するイベントにおいて、
講演することになった。

主に、「ジョブコーチ支援」「メンター」のことについて講演をする予定。

 ジョブコーチについてはこちら。

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 こちらではメンターのことについて綴っている。

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 現在、パワーポイントで講演用のプレゼンを作成中。

それではまた。

日本国憲法、最大のダメな点。

こんにちは。今日は憲法記念日です。

というわけで今回は日本国憲法について綴る。

日本国憲法ではよく「第9条」について議論がなされるが、私は「第10条~第40条」で構成される、
「第三章 国民の権利と義務」
のことをもっと問題にし、議論がなされるべきではないかと思う。

この、「国民の権利と義務」というネーミングが私から見れば「駄目駄目」だ。
こういうネーミングだからこそ、

  • 「義務を果たさない者には権利はない」
  • 「権利は義務を果たした者のための恩給」

などという言動が主に毒オトナからなされるのだと思う。

 

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実際、日本国憲法を読み通してみると、「義務を果たさない者には人権は制限される」などという条文は一つもない。

もっとも、大日本帝国憲法にも同じく第二章に「臣民権利義務」という章があるため、そこから引き継がれたものだと思うが…

とにかく、皆さん、日本国憲法をちゃんと読みましょう。

 
(「檻の中のライオン」にたとえられた、日本国憲法の全文が掲載されたクリアファイル。
私の知り合いがくださったもの。)

それではまた。

二条淳也師匠のブログでいまさら気づいたこと。

こんばんは。

今回は嫌われて4年近くになった二条淳也師匠について綴る。

二条淳也師匠のブログ「高齢ひきこもり」は、おそらく発達障害当事者だと思われる師匠のこだわりがある。

その一つが、記事タイトルにわざわざ「。(句点)」をつけていること。
弊ブログでもこのスタイルをまねしている。

そしてもう一つ、これは私自身全然気づかなかったのだが、

「数字部分を漢数字で表記している」

ということ。

たとえば「五十年」「千九百八十円」などといった感じで。

嫌われているがゆえに当該ブログにコメントするわけにはいかないので私なりの考察を綴るが、おそらく、

「テンキーやキーボード上部の数字部分に手をやるのが面倒くさい」

からだろう。

そうなると、「ごじゅうねん→五十年」「せんきゅうひゃくはちじゅうえん→千九百八十円」と、直接読みから変換することになる。
で、この場合、一番最初に来るのが大体漢数字なのである。
もちろん算用数字にも変換できるが、何回もスペースキーを押すのは煩わしい。

うん、我ながら名推理だな。

それでは。

政治問題に関する近況報告。

おはようございます。¡Buenos dias!

今回は政治問題に関する近況報告。
本当に最近は政治問題を綴っているわ…
浪速のトランピズムなど社会的弱者に対して顔を向いていない勢力が盛況なのだからしょうがない…

あのダブル選の総括

先日、「浪速のトランピズム政党」の大勝利に終わった大阪ダブル選であるが、なかなか鋭い考察をされているブログを発見した。
…と言っても普段愛読しているブログで、「毒親」問題でも紹介したブログなのだが。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 

blog.goo.ne.jp

でも、よくよく考えると、こんな結果に終わるのも当然かも知れません。なるほど、維新以外の党は全て都構想反対を訴えていました。しかし、その訴え方たるや、もうバラバラでした。統一した選挙母体で都構想反対を訴えるのではなく、それぞれの党の名前で、てんでバラバラに都構想反対を訴えるだけだったのですから。そして、議員選挙では、候補者調整も行わないまま、それぞれ自分たちの党の宣伝だけに終始していました。

この記事を読んでいて、私は反トランピズム陣営について「三国志における『反董卓連合』」を思い出したわ。(最近三国志のゲームにはまっていることもあって)
帝を抱えて好き勝手し放題の董卓に対し、曹操孫堅袁紹など「そうそうたる面々」をそろえておきながらいずれも「董卓に成り代わること」しか考えておらず足を引っ張りあい、権勢を許してしまった話。
結局董卓の権勢終焉は身内の呂布が裏切るところまで待たなければならなかった。

堺市で「あの言葉」が出てこないのはなぜ?

さて、今一番勢いに乗っている「浪速のトランピズム政党」。

大阪市に次ぐ大阪府内の政令指定都市堺市では現在、「浪速のトランピズム」と距離を置く立場の現市長が政治資金問題でとんでもないことになっている。
むろん、「浪速のトランピズム政党」はこの問題を持ち出して現市長を辞任に追い込もうとしている。

www.nikkei.comさて、森友学園加計学園問題ばかり追及しないで、もっと国の将来について議論しろよ」と毒オトナたちが国政野党に対してぶつけるのだが、現在堺市政においての野党である「浪速のトランピズム政党」に対して「市長の政治資金問題なんて小さなことばかり追及しないで、もっと堺市の将来について議論しろよ」なんていう声が聞こえないのはなぜだろう。

それは「浪速のトランピズム政党」が「大阪の政界で最も『上』にいる政党」だからなのだろう。
以前「毒オトナの条件」で綴った「マウンティング、トーンポリシングなどは『下』に対してしか向かわない」ということ。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

たとえば国会において「野党は反対ばかりしているゆえに野党が主張する要望や政策などが受け入れられないのだ」などという「批判」がよくなされる。
しかし、そんなことを言う人たちが「野党に反対ばかりされないためにも、与党の側も野党の要望を多少は受け入れないと」とは絶対に言わない。
なぜなら単に「野党をバカにしたい」だけだから。
バカにして、「自分は与党と同じ立場にいる」ことを確認したいだけだから。

毒オトナの条件・第7回「トーンポリシング」 - 豚猫大好きぶーにゃんの社会的弱者研究所

 それではまた。この後仕事です。