こんばんは。
最近私の住んでいる自治体で議会選挙がおこなわれ、なんと「共産党」の候補者が全員落選。
ツイッターなどを見てみるとこの結果に毒オトナたちは
なんかこれをテーマに新しいシリーズ連載を企画している。
題名は『「共産党」がいなくなった街で(仮)』
さて、今回も毒オトナの条件をお送りする。
「こどな」と「毒オトナ」
昔、今は亡き「コミックボンボン」にて、
「Mr.マサシ」
という漫画が連載されていた。
作者は故・赤塚不二夫。
舞台は少子高齢化が深刻化した日本国。
時の内閣総理大臣*1が「成人年齢を『10歳以上』とし、労働に励んでもらう*2」と緊急発表。
主人公マサシとクラスメートたちもそれぞれ労働につき、「大人になるとはなんなのか」と自問自答する。
赤塚不二夫作品らしからぬ、やけに道徳的、はっきり言ってしまえば「説教臭い」内容の作品だったことを記憶している。
大人になり切れないオトナ=「こどな」
作品のキーワードが「こどな」である。
ぶっちゃけ言えば「大人になり切れていないオトナ」。
「なんで嫌いな上司におべっか使わなければならないんだ」と主人公がぼやくと、クラブのホステスになっていたクラスのマドンナが「そんなことを言っているからあなたは『こどな』なのよ!」と説教する。
- 上司におべっか使うこと
- 顧客の理不尽な要求に笑顔で応えること
- そして社会の「主流秩序」に従うこと…
これが「大人」なのだというメッセージが込められた作品であり、今思えば「主流秩序」に適応できない人たちにとっては残酷な内容だなあと思う。
「毒オトナ」も「こどな」なのではないか
さて、私は本シリーズで綴っている「毒オトナ」は別の意味で「こどな」なのではないかと思っている。
- 「石川優実」氏への誹謗中傷
- 「立憲野党」への揶揄
- 「政権与党」へのこびへつらい
これらのツイートやレビュー、投稿が実に子供じみている。(個人の感想です)
とにかく「あげつらう」ためならなんでもやる。幼稚なことも。
しかし、こんなことをしているのが実は大の大人なのである。つまり「Mr.マサシ」であれば「大人の鑑」というべきことをしているわけだ。一部「HIKIKOMORI」もいるかもしれないが。
そんな「大人の鑑」たちが「気に入らない存在」に対して誹謗中傷、揶揄をする。
子どものいじめと何が違うのか。
これはまた別の種類の「こどな」といえよう。
次回に続く。