ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

与党も野党も茶番(6)党大会決議案破折①いつまで「政権与党と国民の矛盾」を言い続けているのか

こんばんは。今回も「与党も野党も茶番」。

今回からいよいよ「党大会決議案」について「破折はしゃく」していく。

 

党大会決議案破折①いつまで「政権与党と国民の矛盾」を言い続けているのか

さて、第1章は主に国際情勢について綴られているが、まあここら辺はいい。

第2章の国内政治問題から破折を始めたい。

早速引用する。

岸田・自公政権への国民の怒りと不信がうずまいている。
(中略)
あらゆる分野で”説明抜きの暴走政治”が行われていることに対して、多くの国民の怒り、不信、批判が噴出している。

大体、始まりは「いかに政権与党は悪政三昧で、国民はそれに怒っている」と、それこそ毎回毎回綴っている

たとえば、直前の党大会(2020年)での決議において、国内政治問題の章のはじまりはこんな感じである。

以下のページより引用。

www.jcp.or.jp

安倍政権がこの7年間でやってきたことは、憲法と平和、暮らしと経済、民主主義と人権などあらゆる分野で、戦後どの内閣もやってこなかった史上最悪の暴政の連続だった。戦後最悪のこの内閣をこれ以上延命させてはならない。

前回は「戦後最悪の内閣」、今回は「説明抜きの暴走政治」などと、とにかく「今の政権与党は国民感情から乖離している」とのたまうのは茶番政党にとっては「いつものこと」であり、それこそ国民からは「ああ、また言ってら」としか思われていない。

政権与党の補完勢力「『維新』を名乗るナニワのトランピズム政党」に毒づくも、こちらの方が民意を得ているというね

決議案では、「『維新』を名乗るナニワのトランピズム政党」などについても毒づいている。再び引用。

ゆきづまった自公政権を延命させる役割を担っているのが、日本維新の会と国民民主党である。
(中略)
維新の会は党首が「第2自民党」を自任し、「改革政党」なる宣伝がマヤカシであることを告白した。
(中略)
来るべき総選挙で、日本共産党の躍進で「悪政4党連合」への厳しい審判を下そう。

まさに「臍が茶を沸かす」というべき一文。

茶番政党の支持率は軒並み「『維新』を名乗るナニワのトランピズム政党」や「国民民主党」にも負けている。

今春の「統一地方選挙」についても政権与党や「ナニワのトランピズム政党」には到底及ばない、取るに足らない存在だということを証明したし。

むろん、次期衆議院議員総選挙でも惨敗するだろう。

「れいわ新選組」へのDisりも忘れない

このあとは、茶番政党が提案したという「経済再生プラン」を挙げ、

そもそも税・財政が果たすべき役割は、①国民の暮らしと営業を守ること、②負担能力に応じた税制と、社会保障制度による所得の再分配で、格差の是正を図ることにある。ところが、自民党政府は、この本来の役割を投げ捨て、まったく逆立ちした政策をすすめてきた。日本共産党の「経済再生プラン」は、「暮らしを守り、格差を是正する」という税・財政の本来の姿を取り戻す立場にたった抜本的改革を提案している。

自画自賛している。

おいおい、そんなことは政権与党(および「ナニワのトランピズム政党」)に対抗できるくらいの支持率になってから言ってくれよ。

そしてこのあとにこう綴られている。

一部に、日本銀行国債を引き受けさせれば借金をどんどん増やしても大丈夫という主張があるが、こうした主張は、高インフレを招き、国民の暮らしに壊滅的な打撃を与える恐れがある危険な政策である。政党が責任をもって訴えられる政策ではない。

うわあ…ついに「れいわ新選組」を党大会決議案という公式声明(案)でDisり出したよ…

れいわ新選組日本銀行国債を引き受けさせれば借金をどんどん増やしても大丈夫」なんて一言も言うてないんだけどなあ…

これは本ブログ過去記事にも綴った。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

もう一度れいわ新選組の公式サイトから引用するね。

reiwa-shinsengumi.com

日本総貧困化を防ぐためには、まとまった財源が必要です。
財源は税収、が一般的ですが、私は、
デフレ期には別の財源も活用します。

新規国債の発行です。確実に足りない分野と人々に大胆に、
財政出動を行い、生活を支え積極的に経済をまわします。
経済成長すれば当然、税収は増えます。

国債発行は無限ではありません、リミットがあります。
インフレ目標2%に到達するまで、です。
到達後、金融引き締めで増税まで必要な場合には、
税の基本(応能負担)に還ります。
法人税にも累進性を導入します。

(大文字・赤文字強調は引用者)

ちゃんと「国債発行は無限ではない」と表明しているではないか。

これはまさに「わら人形論法」の好例といえるだろう。

結局はね、この茶番政党も、
「財政は均衡しなければならない、無借金経営をしなければならない」
という土俵の上に乗っかって経済政策を論じているんだよね。
よって、「財源はどうすんのォ?(笑)」などという毒オトナたちのまさに「毒づき」に対して有効な一手を打つことができないのだ。
たとえば「儲かっている大企業から徴税すればいい」とのたまうが、徴税がたたって企業がつぶれたら?と返されて黙りこくっている。

そういえば、この茶番政党はれいわ新選組にも政党支持率で負けつつあるんだっけ。

だから必死なんだね。最近は茶番政党幹部もこんなこと言うてるし。

www.jcp.or.jp

 政府補正予算案を全否定する趣旨の「修正案」であるのであれば、その趣旨が伝わる説明こそ求められたのではないでしょうか。

またトーンポリシングですね。

とにかく、もうこの茶番政党には「社会的マイノリティ(社会的弱者)の味方・代理人」ヅラはしてほしくない。

次回に続く。