ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた(27)祝・半年経過。そしてグループホーム生活一番の懸念について

こんにちは。¡Hola amigos!

今回はグループホームに住んでみた・第27回。

 

祝・半年経過。そしてグループホーム生活一番の懸念について

おかげさまで、今月中旬をもって現在のグループホームに移り住んでから半年となった。

今のところ、生活面の困難もなく、無事に過ごせている。

当初はどうなるかと思ったけどね、洗濯機を使ったら変なものがくっついてきたとか、同居しているメンバーになんか変な人がいてとっつきづらそうとか…

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

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一番の懸念「ごみ出し」

そんな中で、私が入居当初から一番懸念していたのが「ごみ出し」。

私は発達障害持ちで、とにかくものごとを忘れ易い。

出掛ける時に鍵をかけ忘れたり、あるいは明かりを消し忘れたり、体育館に行くときには体育館シューズを持っていくのを忘れてしまったり…

ごみ出しについても同様のことをやらかさないかを懸念していた。

世話人の存在とごみ出し案内メールでうまいこといった

しかし、この辺も現在はうまいこといっている。

理由は世話人さんの存在と、地元の自治体が実施しているごみ出し案内のメールサービスだ。

メールアドレスを登録しておけば、自分が指定したタイミング*1で「●日は可燃ごみの日です」「プラ容器の日です」などのメールが自動送信される。

また、メールを確認しそびれたとしても、世話人さんが「今日は可燃ごみの日だよ」と教えてくださるので、とても助かっている。

やはり、なにがしかのサポート(援助)があったら、けっこううまいこといくのが私の場合は多いのかもしれない。

次回に続く。

*1:私の場合は前日の夜。

毒オトナの条件(40)結局、あの人も数ある毒オトナの一人でしかない

おはようございます。¡Buenos dias!

今回も毒オトナの条件を綴る。

昨日、死刑判決が下されたあの人のことを綴る。

 

結局、あの人も数ある毒オトナの一人でしかない

昨日、相模原市殺傷事件の被告に死刑判決が下された。

もう死刑を持って臨むしかないだろう…死刑制度には反対だが。

この被告人については、「雨宮処凛」氏が「マガジン9」で何度か傍聴記を綴っているが、はっきり言って「数ある毒オトナのうちの一人でしかない」という印象を受けた。

陰謀論に基づくステレオタイプを開陳

maga9.jp

こちらの記事で、被告人が述べたことに私はあっけに取られてしまった。

 植松被告は、はっきりと言うと、続けた。

 「ひとつは、ヤクザは、お祭り、ラブホテル、タピオカ、芸能界など様々な仕事をしています」

 思わず傍聴席の椅子からずり落ちそうになった。タピオカ? しかし、植松被告は堂々とした様子で話し続けている。

 「ヤクザは気合いが入った実業家なので、罪を重くすれば犯罪がなくなります。しかし、つかまるのは下っ端なので、司法取引で終身刑にすればいいと思います。刑務所の中で幸せを追求することはできます。その方が生産性が上がります」

 

 「実はヤクザの資金源」…典型的な陰謀論脳だ。

ヤクザだけではなく、あるいは「中国」や「北朝鮮*1」の資金源だとか喧伝するのは毒オトナの「生態」といっていいだろう。

はっきり言ってただの「ステレオタイプに基づく決めつけ」でしかない。

 

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事件以降も著名な毒オトナたちが似たような論を展開…被告人は「まっすぐ」過ぎた

例の事件以降も、評論家など著名な毒オトナたちによる、被告人の持論を支持しているとしか思えない言動が相次いだ。

などなど…

実際、被告人のツイッターアカウントには、「毒オトナの著名人」たちを多数フォローしていることがわかっている。

lite-ra.com

 植松被告のツイッターには、安倍晋三百田尚樹橋下徹中山成彬、テキサス親父日本事務局、ケント・ギルバート、上念司、西村幸祐つるの剛士高須克弥村西とおると、ネトウヨが好みそうな極右政治家、文化人がすらりと並んでいたが、こうした思想に大きな影響を受けたのは間違いないだろう。 

 思えば、この被告人はあまりにも「まっすぐ過ぎた」と思う。
うまいこと立ち回っていれば、上記の「毒オトナの著名人」の仲間入りをしていたと思う。

「すさまじいブログ」ぼそっと池井多氏も過去記事でこう綴っておられるし。

vosot.hatenablog.com

今、もしかりに植松被告がそのような「思想」を抱いたとして、それをあのように殺傷行為というかたちへ発現するのでなく、言葉によって作品化していたら、どんなに違っていたことだろう、と私などは思うのである。 

 「言葉によって作品化していたら」…
まさに毒オトナの著名人たちが実行していることであり、「立ち回り」である。

被告人を死刑にして終わりではない。「毒オトナの存在」そのものを問題にせよ

むろん、被告人を死刑にして「はい、おしまい」にしてはならない。

繰り返すが彼は「数ある毒オトナのうちの一人」でしかない。

よくRPGの魔王などが「私を倒したところで第二・第三の魔王が現れるだろう*2」とのたまうが、そういうことである。

毒オトナの存在、そしてニッポン社会に蔓延する「毒」を、問題にしなければならない。

それではまた。

*1:特にパチンコ・パチスロについてこの国が持ち出される。

*2:実はこの言葉のモチーフになったと思われる発言をしたのは「アドルフ・ヒトラー」らしい。「ナチズムは終わらない。百年後には宗教のようにナチズムは復活する(意訳)」と死の間際に発言した記録が残っている。(NHKスペシャル「新・映像の世紀」より)

毒オトナの条件(39)「大人って、こどもだなあ」…私が「オトナ」とカタカナで表記する理由

おはようございます。

今回は毒オトナの条件・第39回目。

駅で見かけたあるポスターについて綴る。

「大人って、こどもだなあ」…私が「オトナ」とカタカナで表記する理由

見かけたポスターは、

「大人って、こどもだなあ」

と少女が不思議そうに見つめているもの。

そして少女の見つめる先には、高齢者の女性や妊婦などが立ったままで、おそらく優先座席と思われる車内座席には大人の男性が足を広げてスマホを弄ったり、これまた男性が足を組んで眠りこくっているさまが描かれている。

そして「座席はゆずりあって座りましょう」と表記されている。

阪急電鉄facebookより。

www.facebook.com

「ゆずろうよ」と言うと、「俺だって仕事で疲れているから優先座席に座る権利がある」などと言う…

で、誰かがこういう人たちに「席をゆずってあげましょうよ」とか言うと、「知恵をつけた」人がこう言い返すんだよなあ…

「俺だって仕事で疲れているんだから優先座席に座る権利があるはずだ」
「つらいのはこいつらだけじゃないんだぞ」

だから誰も席をゆずろうとしないし、「席をゆずりましょう」と声をかけることもない。

まるで「こども」じみた反抗…ゆえに私は「オトナ」とカタカナ表記をする

以前、ある方から「毒オトナ」という言葉について、
「オトナって少しふざけていると思う。『大人』と漢字で書いた方がいい」
とアドバイスを受けた。

しかし、私が目の当たりにした毒オトナたちは、今回の列車座席をゆずるケースのように、「こども」じみた反抗をよくする。あるいは自己正当化を。
それは「下=社会的マイノリティ」が声を上げたときも同様だ。

「女性は差別されているとかいうけれど、俺たちこそ長時間労働を押し付けられたりしている『男性差別』の被害者だ」

とかね…

そして声を上げた人たちに対し、ネット上で執拗な嫌がらせをしたり…

ほんまに大人とちゃう、「こども」そのものや。

ゆえに私は「毒大人」ではなく、「毒オトナ」とカタカナ表記をするのである。

次回に続く。

グループホームに住んでみた(26)またAさんが1階に行きました…

おはようございます。¡Buenos dias!

今回はグループホームに住んでみた・第26回。

またAさんが1階に行きました…

この間、Aさんが2階フロアの部屋に移ったことを綴った。

 

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 1週間以上たった昨日、Aさんは再び1階に戻った。

先日引っ越したOさんが住んでいた部屋に移ったのだ。

理由は「虫」

さて、3月も中旬に入り、虫たちも動き出している。

彼はそれが我慢ならなかったようだ。

特に「蜂」がよく飛んでくるんだと。

運営会社の施設担当に診てもらうと、どうも屋根の近辺に「蜂の巣」があるようだ。

Aさんはこれが特に駄目であった。

「コンナ虫バカリノ部屋ニハオラレヘンワ!」

こうして、1週間余りで彼は1階の部屋に戻ったのである。

2階フロアには再び静穏が訪れた。

次回に続く。

毒オトナの条件(38)田中さん、あなたもそういう考えの持ち主だったのですね…

¡Hola amigos!

今回は毒オトナの条件・第38回。

 

田中さん、あなたもそういう考えの持ち主だったのですね…

今回は本ブログでたびたび取り上げている「田中俊英」氏のYahoo!!ニュースページの話。

news.yahoo.co.jp

最近、この方の綴る記事の内容がだんだん怪しくなってきている。

最近はずいぶん「共同親権」というものに取り組んでいるようだ。

要は両親の離婚によって子どもに不利な状況を与えてはならない、ということでまあ「子供若者支援」のテーマに沿ったものではあるが…

残念ながらわが国ニッポンで「共同親権」を唱えている人たちのほとんどは
「『共同親権』を盾にして自分の前から逃げ去った妻子に『本来の意味でのリベンジ*1』を企んでいる人たち*2」だからなあ…

「キレイゴトでは通用しない」あなたもその論を受け入れますか…

そして一番ショックを受けたのはこちらの記事。

news.yahoo.co.jp

ここの概要欄

きれいごとの嘘よりも、汚い真実のほうが、負け組には納得できるということだ。

ということで大体お察しなのだが、

僕は、彼ら*3は「汚れ」を直視することが、その人気の理由なんだと解釈している。

この世の中にはびこる汚れと偽善、表面的には綺麗事とポリティカルコレクトネスで硬く覆われているが、その蓋の下には汚れと偽りがあらゆる箇所でひしめいている。

その、「この世の現実」を、ひろゆき氏は独特の視点で時々突くから、人気が衰えないのではないだろうか。そして、差別(ヘイト)だらけではあるものの、時々その「板」の隙間から顔を覗かせる「真実の言葉たち」に惹きつけられていまだ利用者が絶えない2ちゃんねるも、「汚れ」から逃げないメディアだと支持者には捉えられているのではないだろうか。

はあ…そういう風にお考えですか…

まさに本シリーズ連載以前の記事で綴ったことそのものじゃないか。

 

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 そんな「キレイゴトばかりではない『真実の言葉たち』が集まる掲示板サイト」で人生をめちゃくちゃにされた人だっているんですよ。*4
「匿名」「相手の顔が見えない」ことをかさに着て。

そしてそうやって「キレイゴト」がないがしろにされた結果が「ヘイトスピーチヘイトクライム」の蔓延じゃないか。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 

まあ、人の考えというものはいろいろあって、一部では合致するが別の面ではすれちがうなんてことはよくあることだ。
たとえばHIKIKOMORI当事者の「ぼそっと池井多」氏も「HIKIKOMORI論客の大先輩」として尊敬する一方、「ミソジニー大全開」な文言を述べることもあるし。

しかし、「キレイゴトなんてくそくらえだ」などと述べるなんて、ほんまにうちの親父とそっくりやわ。

あとほんま、「ひろゆき」なんて名前使うのやめてほしいわ。
全国の「ヒロユキ」さんが困るわ…

そんじゃまた。

*1:日本ではいわゆる「雪辱を果たす」の意味でつかわれることの多い「リベンジ」だが、本来は「暴力や虐待を伴う復讐、仕返し」という意味である。最近問題になっている「リベンジポルノ」が本来の意味での「リベンジ」の用法といえる。

*2:実際、「共同親権」確立を目指すとある団体の催し物のイラストにあの毒オトナ好みのイラストを描き続けてきた「はすみ某」が手掛けていたことが話題になった。s://twitter.com/2104ztikrsmn/status/1217737987565375488?s=20

https://twitter.com/2104ztikrsmn/status/1217737987565375488?s=20https://twitter.com/2104ztikrsmn/status/1217737987565375488?s=20

*3:引用者注、「ひろゆき」こと「西村博之」氏と「ホリエモン」こと「堀江貴文」氏のこと。

*4:たとえばタレントの「スマイリーキクチ」氏。

もはや恒例。

9年目の3月11日がやってきた。

やはりこの日も、この動画を貼り付ける。

もはや恒例や。

やっぱり私はこの曲の方が好きだ。

www.youtube.com

ちなみにこちらを作詞・作曲された「影法師」の公式サイトはこちら。

www.kageboushi.jp

「決してプロにはならない」ってええなあ。
プロになったらスポンサー様の意向に逆らえなくなるからなあ…

そんじゃまた。

グループホームに住んでみた(25)今回は近況のお題二つ

おはようございます。¡Buenos dias!

今回は前回に引き続き「グループホームに住んでみた」。

最近起こった出来事を綴りたい。

世話人以上に世話好きな入居者」が去ることになった

以前の本シリーズで綴った「世話人以上に世話好きな入居者」。

 

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 やはり3月は別れの季節なのだろうか、今週いっぱいで本グループホームを去ることになり、別のグループホームに移り住むとのこと。

以前から本グループホームへの不満をよく愚痴っていたからなあ…

 

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 でも、彼がいなかったら他の入居者さんとの関係は本当にぎくしゃくしていただろうから感謝でいっぱいだ。
ただ、彼が去ってからがどうなるか…

ごみの分別ができていない。特にプラスチック容器

けさの出来事だ。

今日はプラスチック容器・包装の処分の日。

一週間溜まったそれを出すのだが…

ぜんぜん分別ができていない。

空き缶やら牛乳系紙パックはもちろん、汚れの付着した包装などが放り込まれていてもはや普通のごみと変わらない。

こんなことをして、仮に「このごみは回収できません」ステッカーを貼られていたら近所に迷惑をかける。
最悪、近所から「グループホームは出ていけ」と言われるかもしれない。

私は憤慨し、ぶつくさ言いながら別の袋に分別をし直した。

それにしても、これで問題なのは入居者さんはもちろんのこと、世話人さんもこの辺の認識が甘すぎることだ。

たとえば、レトルトカレーや麻婆豆腐の素、ラーメンの液体スープの小袋など、使い切ったとしても具材が容器に残るものは可燃ごみとして出すように、というのが各自治体の通例である。

判断がむつかしいのは菓子パンやスナック菓子の容器包装。
あれ、けっこう汚れが付着することが多い。中身のクリームやシュガーコーティング、スナック菓子であれば当該商品のかけら。
これらもできればきちんと除去してから出したいところである。
汚れを取るのが面倒くさいというのであれば可燃ごみとして出すべきだ。

今度それをまとめた印刷物をつくろうかと思う。

参考リンク

www.excite.co.jp

次回に続く。