ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

毒オトナ社会の解きかた(64)プレカリアートさんが至言。もうこの国ニッポンは女性にブルカやヒジャブ被せないとダメなのか…

こんにちは。

今回も「毒オトナ社会の解きかた」をお送りする。

 

プレカリアートさんが至言。もうこの国では女性にブルカやヒジャブを被せないと「体を触られて当たり前」だとされかねん

また、女性の尊厳を傷つける事件が発生した。

私の地元で開催された音楽フェスにおいて、女性DJが「同意のない形」で身体を触られたという。

www3.nhk.or.jp

そして、当の女性DJに対して、
「あんたが刺激的な恰好しとるからやろ」
などという「声」がぶつけられている。

この国ニッポンの「風物詩」だよなあ…「被害者(あるいは「下」)への二次加害、バッシング」。

プレカリアートさんが「X」で至言。もはやブルカやヒジャブを被せる必要があるんちゃうんか?

この問題で、私の「同志」たるプレカリアートさんが「X(旧Twitter)」で至言を述べている。

後者の「タリバンと同レベル」というのはまさにその通りで、それこそこの国ニッポンでは女性が(たとえ外国人の観光客でも)ブルカやヒジャブを被せないとダメなのかと絶望してしまう。

ヒジャブを被った女性のマネキン(写真:PhotoAC)

それでも本当のところは「女性を性的消費の対象であり続けてほしい」と思っているんだろうなこの国の毒オトナたちは

まあ、こうやって女性に対し「刺激的だから触られる」などと言うとる人たちは、本当のところ女性が「性的消費の対象であり続けてほしい」と思っているのだろう。

実際、あの「ゴーマニズム宣言」の最初期エピソード*1を思い出す。

  • ミニスカートを身に着けている女性が下着が見えないように隠していることに憤ってみせる。
  • 「下着が見えるのが嫌なら最初からそんな恰好をするな」と怒鳴る。
  • 「だがそれでも女性はミニスカートを身に着けろ。そして俺たちの性的消費の対象であり続けろ」と締める。

本当に、この国ニッポンで女性は女性であるだけで生き地獄だ…

「毒オトナ国語辞典」ミソジニー編で描いたとおりだわ。

youtu.be

そんじゃまた。

*1:見開き2ページだけのものだった。