ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

与党も野党も茶番(11)今回の茶番政党の問題で示唆を与えてくれたブログ

おはようございます。今日は休みです。

今回も「与党も野党も茶番」。

今回の茶番政党の問題で示唆を与えてくれたブログ

さて、本シリーズ連載ではずっと「自称革命政党の茶番政党」について綴ってる。

しかし本当に茶番政党の新聞では能天気な記事ばかり綴ってんなあ。

茶番政党の党大会での新しい執行部を伝える紙面。ほんまにお坊ちゃんお嬢ちゃんばかり

今回はそんな茶番政党について私に示唆を与えてくれたブログをいくつか紹介しよう。

松竹伸幸オフィシャルブログ

ameblo.jpおなじみ、茶番政党から不当に「除名=追放」処分を受けた方のブログ。

本連載でもたびたび記事を引用させてもらった。

やはりこの松竹氏が「本物だ」と感じたのは決して党から追放されても「差別主義者(=反共攻撃の主体)の論壇誌」として知られる「正論」「Hanada」「世界日報」などにうらみつらみを寄稿していないところである。

かつての「兵本達吉*1」「筆坂秀世」とは一味違う。

むろん、松竹氏の著書も読ませてもらった。「シン・日本共産党宣言」ではまさに「茶番政党が政権与党に入るにはどうしたらいいか。特に外交・安全保障問題では今までのように『日米安保条約は破棄』などと言えないだろう。『アップデート』が必要だ」と至極まともな内容であった。

②雑賀光夫の徒然草

さて、松竹氏が波紋を起こす形で広がった「茶番政党はこのままでいいのか」という声。それは当該茶番政党の地方議員や一部党員にも広がっている。

前回綴った「党代表その他にパワハラ結語を発表された県議会議員氏」もその一人である。

その中で私が示唆を受けたのは同じく元県議会議員のブログである。

saikamituo.exblog.jp

その中で最近更新された記事が特に印象に残っている。

saikamituo.exblog.jp

この一文に私は感銘を受けた。引用する。

ある友人と話しました。

私はいいました。「次に国政選挙があれば、共産党は壊滅的な後退をするだろう。あるいは、その前に財政的に破綻するかもしれない。それで目を覚ますのならそれでいい。早くそうなった方がいい。」
友人は言います。「そんなことになったらこれまで積み上げてきたものがどうなるんだ。やり直すのが大変じゃないか」
私は言いました。「50年分裂や武装闘争方針*2で、共産党の国会議員は30人ほどいたのがゼロになった。でも誤りを克服すれば、5年ほどで希望あふれる共産党に生まれ変わったじゃないか」
(赤字・大文字・太文字強調は引用者)

まさに雑賀氏のおっしゃる通りだと思う。

「誤りを克服」してアップデートすれば再生できるのである。まさに「解党的出直し」よ。今後とも国政・地方政治ともに議席を壊滅的に減らすだろうし。

③Hitomyのnote記事「組織の考えに縛れない私でいたい」

もう一つは茶番政党はじめ、いろんな政党、政治団体に携わった方のブログ(note)。

note.com

その中でこちらの記事。

note.com

一部引用。

地域支部はおじいさんおばあさんばかりだから昼間に会議をしているし、活動を活発化させようという意思も感じられなかった。

ここは私もその通りで、うちの所属支部もまた支部会議は「平日昼間」にやっているんだよね…

政党組織の決定に従うことは、自身の考えを棄てること

これもまたその通りで、やっぱりこういう「生き方」はしんどくなるのよ。
企業団体組織で「所属することで報酬が得られる」のならそれも我慢できるのよ。
しかし報酬が発生しない組織から「俺たちに従え」と強要されるのは本当にしんどい。
その点で先述の松竹氏除名を擁護する党幹部が「会社組織だってそうでしょう。社則を破って解雇されるのは当たり前(意訳)」とSNSで謳っていたのは私にとってとても耐えられなかった。

まさに「宗教系カルト団体」と同じ問題なのである。

それでは次回。

*1:現在は廃刊した「諸君!(文藝春秋)」などに寄稿。2000年代の衆議院議員総選挙などでばらまかれた「謀略ビラ」の中でさんざん同氏の言説が引用された。

*2:1950年代当時の茶番政党が暴力革命=テロを積極的に企んでいた問題。実際に殺人事件=「白鳥事件」も起きている。現在の茶番政党では言葉通りの「黒歴史」であり、「あれは党から逸脱した分派のやらかし」とまるで贈収賄事件で言い訳する政権与党関係者みたいなことを言うている。

与党も野党も茶番(10)あーあ、おしまいだ茶番政党②県議会議員への仕打ちはまさに暴虐企業の手口であり「黙らせ」の手口だ

こんばんは。

今回も「与党も野党も茶番」。

前回に引き続き先日終了した茶番政党の党大会について綴る。

 

県議会議員への仕打ちはまさに暴虐企業(ブラック企業)の手口であり「黙らせ」の手口

さて、党大会で(党にとって)耳に痛い内容の発言をした県議会議員にして党県議団長に対してやった仕打ちの詳報が出ている。

bunshun.jp

早速一部引用。

 党大会は「自由な討論」が許される場であるはずなのに、この大山氏の発言を、次のように徹底的に糾弾したのは、他でもない“共産党初の女性党首”となった田村智子氏だ。

「党大会での発言は一般的に自由であり、自由な発言を保証している。しかし、この発言者の発言内容は極めて重大だ。私は『除名処分を行ったことが問題』という発言を行った発言者について、まず、発言者の姿勢に根本的な問題があることを厳しく指摘する」

「発言者は『問題は出版したことより除名処分ではないか』と発言しながら、除名処分のどこが問題なのかを何も示していない。(略)発言者が述べたのは、ただ、『党外の人がこう言っている』ということだけだ。党外の人が言っていることのみをもって処分が問題と断じるのは、あまりにも党員としての主体性を欠き、誠実さを欠く発言だと言わなければならない」

「異論」を「党への攻撃」とみなすのが、“共産党初の女性党首”の一貫した姿勢だ。

「発言者の姿勢に根本的な問題がある」「党員としての主体性を欠き、誠実さを欠く」…

本当に「黙らせ」にかかっている。

これは暴虐企業(ブラック企業)とそっくりだ

これはまさに暴虐企業(いわゆるブラック企業)で「会議中にみんなの前でつるし上げの叱責をする」行為とそっくりだわ。

参考リンク

roudou-bengoshi.com

一部引用。

しかし、有益な注意が有益なのは、あくまで正しい方法で行われた場合に限ります。
目的に対して正しい方法なら、注意は一対一ですれば足り、人前でする必要はありません。
みんなの前でミスを指摘されるのは、対象となった者に大きな負担を与えます。

そのため、人前で怒られたり、ミスを指摘されたりしたら、パワハラの可能性があります。

今回は「ミスの指摘」どころか自称「民主的で自由な発言が保障されている」党大会という場での「『黙らせ』目的の恫喝」だもんなあ。

茶番政党の盲従者からは拍手喝采、当該県議会議員に対し「議員もやめるべきだ」まで

さて、この「公開の場でのつるし上げ目的の恫喝」、党の茶番政党の関係者や支持者からは各種SNSで、

などと拍手喝采、完全擁護、そして人格攻撃までやる。

改めてこの茶番政党には幻滅する。

毒オトナ社会の枠内組織

結局、この茶番政党も「毒オトナ社会ニッポン」の枠内の組織に過ぎなかったこと。

今回の「つるし上げ目的の恫喝、黙らせ」なんて以前の本ブログで指摘していたことそのまんまだし。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

要するに党中央に対して「スナオ」であることを強要されるわけ。

そんじゃまた。

与党も野党も茶番(9)あーあ、おしまいだ茶番政党

こんばんは。

今回も「与党も野党も茶番」。

もうおしまいとなった茶番政党について綴る。

 

もう終わった政党と化した茶番政党

今日まで開催されていた茶番政党の党大会。

新代表に女性が就任した。

www3.nhk.or.jp

で、この新代表、さっそく大会で異論を唱えた県議会議員をつるし上げてる。

go2senkyo.com

これでもう私は茶番政党に対する思いは完全に失せた。

新年号の党代表対談ももはや「信者」しか相手になれない…

それにしてもこの一年で名実ともに「茶番政党」になり下がったよな…

そういえば茶番政党の新聞日曜版の新年号では毎年各界の著名人と党代表の対談が掲載されていたが、本年のそれはなんと茶番政党の青年組織*1幹部となんとも情けないものになってしまっている。

茶番政党代表の新年対談企画、対談相手はその茶番政党の「茶坊主」「イエスマン」…

その対談内容も、もういちいち論ずるのも馬鹿馬鹿しくなるほどに自らの抱える問題・課題を全然わかっていない内容だ。

私は離党表明をした

さて、このたびこの茶番政党の所属支部のグループチャットにて、離党したい旨を表明した。

もっとも、簡単にはいそうですかと離党させてはくれないだろう。離党ではなく処分されるかもしれない。

そんじゃまた。

*1:名目的には「茶番政党からのアドバイスを受けて活動している」とする青年組織。

【近況報告】この時期に及んで…

こんばんは。今回は簡単な報告です。

この年末年始というときに、風邪をひいて発熱がある状態ですわ。

本当は大晦日までにもう一本「与党も野党も茶番」をお送りしたかったのだが体が本当にだるい…

こりゃ2024年の幸先は悪そうだ…

そんじゃまた。

与党も野党も茶番(8)党大会決議案破折③この党では多様性のことを「バラバラ」というらしい

こんばんは。

今回も「与党も野党も茶番」をお送りする。

 

この茶番政党では思想・考えの多様性のことを「バラバラ」と表現するらしい

今回は「第3章 党建設__到達と今後の方針」より、「②民主集中制の組織原則を堅持し、発展させる」の部分を破折はしゃくする。早速引用する。

日本共産党が、国民の多数者を革命の事業に結集するという役割を果たすためには、民主集中制という組織原則を堅持し、発展させることが不可欠である。

民主集中制の「民主」とは党内民主主義のことであり、「集中」とは統一した党の力を集めることをさしている。

民主的な討論を通じて決定されたことは、みんなでその実行にあたる__行動の統一は国民に対する公党としての当然の責任であり、それをどの程度まで実行しているかは別にして、どの党であれ行動の統一を党のルールにしている。

まあね、ここだけ見れば「政党としてのあり方」として至極立派なことを言うてるなあ、となるんだけど。

この直後の一文には私は疑問を感じた。

同時に、多数者革命を推進する革命政党にとっては、民主集中制は、死活的に重要な原則である。行動の統一ができないバラバラな党で、どうして支配勢力による妨害や抵抗を打ち破って、国民の多数者を結集する事業ができるだろうか。(大文字・太字強調は引用者)

 逆に言いたい。行動を一にしなければ、党としての結集などできないのだろうか。

今、現政権与党に対する批判や、ガザ地区の問題などで様々な立場から声を上げる人たちがいる。参考動画を紹介する。

www.youtube.com

たとえばここに出ている人たちを結集しようとする際、考え方まで統一しないといけないのだろうか。

そんなことを強要して「さあ茶番政党に入ろう」となるのだろうか。いや絶対に無理だ。

どうやら、この茶番政党にとって、「多様な立場・多様な考え方、多様性」はすなわち「バラバラ」で、有害であると思っているようだ。

え?旧ソビエト連邦から輸入したものじゃないの?

さらに疑問点は続く。

わが党の民主集中制の原則は外国から持ち込まれたものでなく、100年余の自らの歴史と経験を踏まえて築かれたものである。

ヒャア、これはとんでもない珍論だなあ。

どう考えても旧ソビエト連邦、「コミンテルン」の組織原則でしょ?
「22年テーゼ」「27年テーゼ」として伝えられたもの。

詳しくは集合知サイト「Wikipedia」のこちらを。

民主集中制 - Wikipedia

わが党を「異論を許さない党」「閉鎖的」などと事実をゆがめて描き、民主集中制の放棄、あるいはこの原則を弱めることを求める議論がある。

(中略)

わが党が民主集中制を放棄することを喜ぶのはいったい誰か。わが党を封じ込め、つぶそうとしている支配勢力にほかならない。

いやいや、だから旧ソ連や旧東側諸国の実態を見て、組織原則も改めるべきではないのかという声なのよ。つまり「民主化」。

党のすべての指導期間は、自由で民主的な選挙をつうじて選出されている。

この実態もね、単に略歴だけが書かれたリストを渡されて、〇をつけるだけなんだよね。それにこの茶番政党の構成員(特に上級機関のそれ)たちは、とにかく「調教」されたロボットでしかないので末端も反対する理由がないのよ。

結局は密室主義とパターナリズムでしかない。そりゃ「おじさん社会の政党」なわけだ

結局ね、横のつながりすら禁止されているらしい茶番政党の組織原則「民主集中制」ってね、調教された構成員はいざ知らず、一般市民から見たら「密室主義」「閉鎖的」そして「パターナリズム」でしかあらへんのよな。「おじさん社会」の組織。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

だから「入党者を増やす」、つまり調教して茶番政党のロボットに仕上げることにとにかく躍起になるんだよね。

常々この茶番政党は「自分たちの支持が広がらないのは支配勢力の攻撃・抵抗があるからだ」とのたまっているが、「多様性の世紀」といわれる21世紀において、多様性を半ば否定する組織原則にこだわっているから支持が広がらないのだと思う。

次回に続く。

与党も野党も茶番(7)党大会決議案破折②茶番政党に「人権」を語る資格はない

こんにちは。今回も「与党も野党も茶番」。

それにしても、本当に茶番政党のご乱心はとどまることを知らないねえ。
いずれも茶番政党にものを申して「攪乱者」「党の破壊者」などとさげすまれるようになってしまった「松竹伸幸」氏のコンテンツであるが、本当にひどい。

youtu.beこちらは、茶番政党が党員を「忠誠度」に応じて3分類、つまり「党に忠誠を尽くす者」「党への立ち位置が決まっていない者」そして「今の党のあり方に反発をしている者」に分類し、一番最後のカテゴリーに対し「しかるべき措置をとる」とかおっしゃっているという。

そして、当の松竹氏のブログでは、こう綴られている。

ameblo.jp

 その感情をどう言い表すのが適切か、よく分からない。あえて言うと、「自分が愛した党が、どこまでも落ち込んでいくのは見たくない」だろうか。あるいは、「社会の変革にとって有害な党になるのを防がないといけない」だろうか。

私も同じ気分である。
本当に「社会的マイノリティ(社会的弱者)の代理人となって権利を擁護してくれる政党」だと思っていたが、今年に入って実はそうではなく、逆に「毒オトナ社会にどっぷり漬かった政党」「社会の変革にとって有害な党」でしかなかった実態を目の当たりにしてしまった。

さて、私も自分の言葉でこの茶番政党に対して「破折はしゃく」を続けよう。

 

茶番政党に、「人権」を語る資格はない!

今回も第2章より、「人権」についての条項について破折する。

人権後進国から先進国に__政治の責任が問われている

というタイトルで始まるのだが、その「政治の責任」には「茶番政党自身」は含めなくてもよいという傲慢さがうかがえる。

早速引用しよう。

ジェンダー平等実現へ__実は茶番政党自身ジェンダー平等から乖離している

ジェンダー平等実現へ__運動と連帯し、政府を追いつめよう

ジェンダー平等は、この数年で、大激動ともいうべき歴史的変化が起こっている。

(中略)

世界とも呼応した日本の運動の高まりに対し、日本政府は、運動に押されて動かざるをえないという状況がつくられている。しかしなお、日本が「ジェンダー不平等」の不名誉な地位を占めているという現状を変えるにはいたっていない。

(中略)

こうした歴史的変化にてらしても、日本共産党が、2020年の第28回党大会で綱領を一部改定し、世界の構造変化のもとで、「ジェンダー平等を求める国際的潮流が大きく発展し、経済的・社会的差別をなくすとともに、女性にたいするあらゆる形態の暴力を撤廃することが国際社会の課題となっている」と明記し、日本の民主的改革の主要な内容の一つに、「ジェンダー平等社会をつくる」「性的指向性自認を理由とする差別をなくす」と明記したことの意義は、きわめて大きなものがある。

いやいや、本当にご立派な内容なことで。

しかし、とうの茶番政党が「ジェンダー平等」から乖離している存在だということが、すくなくとも綱領改定以降の3年間だけでもあらわになっている。

まずは国政選挙での比例代表候補の順位付けと女性幹部へのパワハラ

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

相次ぐ党幹部の性犯罪。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

いずれも本ブログの過去記事で綴ったことだが、これらいずれも3年前の党綱領改定以降の出来事である。

これらを是正できずに、なにがジェンダー平等だ。

わが党は、党大会の決定を踏まえ、党活動のなかでもジェンダー平等を貫く努力を重ねてきたが、なおそれは途上にある。女性の議員・候補者をさらに増やし、女性幹部を思い切って抜てきすることを含めて、さらなる努力を払っていく。

こんなことも言うてるが、なんか「真剣さ」が足りないように思えるのは気のせいだろうか。
こう思うんだったらせめて比例代表の最上位に女性を掲げるべきだし、あるいは(「れいわ新選組」が身体障がい者の候補者に対してやったように)参議院比例代表の「特別枠」に女性を数人用意すべきだろう。「思い切って」ってなんやねん。

で、現在、この茶番政党の国会議員は政権与党(80代のご高齢国会議員を多く抱える)を超えて平均年齢最高齢。長老支配なんだよねえ。

president.jp

衆議院議員は12人中女性2人のみ。参議院議員はさすがに11人中5人と半数だが。

せめてここら辺の改革から始めていただきたい。

あらゆる分野で人権が尊重をされる日本を__少なくとも党内には人権はありませんよね

そのあと、

②子どもの権利が保障される日本に__子どもの権利条約の具体化・実施を

③あらゆる分野で人権が尊重をされる日本を

というているんだが、当の茶番政党のなかではほとんど人権尊重なんてされていないものね。

いくら党幹部、国会議員、地方議員、中央盲従党員&支持者が言いつくろっても、もはや党内に「人権と民主主義が存在していない」ことが露呈したのだからもはや、
破壊と創造
でしかこの茶番政党は道が残されていないのである。

次回に続く。

与党も野党も茶番(6)党大会決議案破折①いつまで「政権与党と国民の矛盾」を言い続けているのか

こんばんは。今回も「与党も野党も茶番」。

今回からいよいよ「党大会決議案」について「破折はしゃく」していく。

 

党大会決議案破折①いつまで「政権与党と国民の矛盾」を言い続けているのか

さて、第1章は主に国際情勢について綴られているが、まあここら辺はいい。

第2章の国内政治問題から破折を始めたい。

早速引用する。

岸田・自公政権への国民の怒りと不信がうずまいている。
(中略)
あらゆる分野で”説明抜きの暴走政治”が行われていることに対して、多くの国民の怒り、不信、批判が噴出している。

大体、始まりは「いかに政権与党は悪政三昧で、国民はそれに怒っている」と、それこそ毎回毎回綴っている

たとえば、直前の党大会(2020年)での決議において、国内政治問題の章のはじまりはこんな感じである。

以下のページより引用。

www.jcp.or.jp

安倍政権がこの7年間でやってきたことは、憲法と平和、暮らしと経済、民主主義と人権などあらゆる分野で、戦後どの内閣もやってこなかった史上最悪の暴政の連続だった。戦後最悪のこの内閣をこれ以上延命させてはならない。

前回は「戦後最悪の内閣」、今回は「説明抜きの暴走政治」などと、とにかく「今の政権与党は国民感情から乖離している」とのたまうのは茶番政党にとっては「いつものこと」であり、それこそ国民からは「ああ、また言ってら」としか思われていない。

政権与党の補完勢力「『維新』を名乗るナニワのトランピズム政党」に毒づくも、こちらの方が民意を得ているというね

決議案では、「『維新』を名乗るナニワのトランピズム政党」などについても毒づいている。再び引用。

ゆきづまった自公政権を延命させる役割を担っているのが、日本維新の会と国民民主党である。
(中略)
維新の会は党首が「第2自民党」を自任し、「改革政党」なる宣伝がマヤカシであることを告白した。
(中略)
来るべき総選挙で、日本共産党の躍進で「悪政4党連合」への厳しい審判を下そう。

まさに「臍が茶を沸かす」というべき一文。

茶番政党の支持率は軒並み「『維新』を名乗るナニワのトランピズム政党」や「国民民主党」にも負けている。

今春の「統一地方選挙」についても政権与党や「ナニワのトランピズム政党」には到底及ばない、取るに足らない存在だということを証明したし。

むろん、次期衆議院議員総選挙でも惨敗するだろう。

「れいわ新選組」へのDisりも忘れない

このあとは、茶番政党が提案したという「経済再生プラン」を挙げ、

そもそも税・財政が果たすべき役割は、①国民の暮らしと営業を守ること、②負担能力に応じた税制と、社会保障制度による所得の再分配で、格差の是正を図ることにある。ところが、自民党政府は、この本来の役割を投げ捨て、まったく逆立ちした政策をすすめてきた。日本共産党の「経済再生プラン」は、「暮らしを守り、格差を是正する」という税・財政の本来の姿を取り戻す立場にたった抜本的改革を提案している。

自画自賛している。

おいおい、そんなことは政権与党(および「ナニワのトランピズム政党」)に対抗できるくらいの支持率になってから言ってくれよ。

そしてこのあとにこう綴られている。

一部に、日本銀行国債を引き受けさせれば借金をどんどん増やしても大丈夫という主張があるが、こうした主張は、高インフレを招き、国民の暮らしに壊滅的な打撃を与える恐れがある危険な政策である。政党が責任をもって訴えられる政策ではない。

うわあ…ついに「れいわ新選組」を党大会決議案という公式声明(案)でDisり出したよ…

れいわ新選組日本銀行国債を引き受けさせれば借金をどんどん増やしても大丈夫」なんて一言も言うてないんだけどなあ…

これは本ブログ過去記事にも綴った。

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

もう一度れいわ新選組の公式サイトから引用するね。

reiwa-shinsengumi.com

日本総貧困化を防ぐためには、まとまった財源が必要です。
財源は税収、が一般的ですが、私は、
デフレ期には別の財源も活用します。

新規国債の発行です。確実に足りない分野と人々に大胆に、
財政出動を行い、生活を支え積極的に経済をまわします。
経済成長すれば当然、税収は増えます。

国債発行は無限ではありません、リミットがあります。
インフレ目標2%に到達するまで、です。
到達後、金融引き締めで増税まで必要な場合には、
税の基本(応能負担)に還ります。
法人税にも累進性を導入します。

(大文字・赤文字強調は引用者)

ちゃんと「国債発行は無限ではない」と表明しているではないか。

これはまさに「わら人形論法」の好例といえるだろう。

結局はね、この茶番政党も、
「財政は均衡しなければならない、無借金経営をしなければならない」
という土俵の上に乗っかって経済政策を論じているんだよね。
よって、「財源はどうすんのォ?(笑)」などという毒オトナたちのまさに「毒づき」に対して有効な一手を打つことができないのだ。
たとえば「儲かっている大企業から徴税すればいい」とのたまうが、徴税がたたって企業がつぶれたら?と返されて黙りこくっている。

そういえば、この茶番政党はれいわ新選組にも政党支持率で負けつつあるんだっけ。

だから必死なんだね。最近は茶番政党幹部もこんなこと言うてるし。

www.jcp.or.jp

 政府補正予算案を全否定する趣旨の「修正案」であるのであれば、その趣旨が伝わる説明こそ求められたのではないでしょうか。

またトーンポリシングですね。

とにかく、もうこの茶番政党には「社会的マイノリティ(社会的弱者)の味方・代理人」ヅラはしてほしくない。

次回に続く。