ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

毒オトナ社会の解きかた(19)政権与党であれば、こんな「事前運動まがい」も許容されるという話

おはようございます。¡Buenos dias!

今回も「毒オトナ社会の解きかた」。

先日電車の中で見たある広告について綴る。

政権与党であれば、こんな「事前運動まがい」も許容されるという話

先日、JR阪和線に乗っていて、ドア広告にこんなものがあるのを見つけた。

これがそのドア広告。書籍の広告の体裁で、今月下旬告示される参議院議員通常選挙の「政権与党の一角」の候補者の宣伝がされている。

思うのは、こんな広告が載せられるのも、
「政権与党の一角の関係者」だから許されるのだろうなあ
ということだ。

ほかにも、大阪府内のほとんどの地方自治体首長の広報が、実質的な「維新を名乗るナニワのトランピズム政党」の広告にもなっている。*1

共産党」など野党だったらこうはいかない

これが、たとえば「共産党」のそれだったらこうはいかない。

たとえば「共産党」関係者が名前の書かれたたすきをつけて街頭演説をすると、チンピラじみた毒オトナたちから、
「おーい、それって事前運動ですよね?公職選挙法違反ですよ?」
などと「うざ絡み」をしてくる。

むろん、チンピラじみた毒オトナたちは政権与党や、「ナニワのトランピズム政党」に対してはこんなことをしない。

まさに「選択的道徳」だ。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 

憲法改正国民投票でも同様の広告が出るのだろうなあ…

今回の広告を見ていて、もう一つ思うのが「憲法改正国民投票における広告活動」。

住民投票同様、「公職選挙法」の範疇外なので広告が打ち放題、何らかの規制が必要なのではないのかという声が上がっている。

しかし、たとえ広告に何らかの規制がかけられたとしても、今回のように「書籍の広告」の体裁で「改憲派のデカい声」が発信されるだろうなあ…

参考記事・国民投票のCM、広告規制について綴られている記事

maga9.jp

それではまた次回。

*1:「ナニワのトランピズム政党」の「公認=党員」として当選している。これは「共産党」も自治首長選挙でよくやることだが、むろん当選できるはずがない。