ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた・第19回「寡黙なHさんがまたやらかした」

おはようございます。¡Buenos dias!

今回はグループホームに住んでみた・第19回。

寡黙なHさんがまたやらかした

このシリーズ連載、本当は世話人さんや訪問看護師のことなどをもっと深く綴ろうと思っていたのだが、先日、またトラブルが発生したのでそのことを綴る。

寡黙なHさんがまたやらかしたのだ。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

大体こちらの過去記事と同じ。

ダイニングの床に、Hさんの愛用している銘柄の煙草の吸殻が落ちていたのだ。

「何デ吸殻ガ落チテンノ?コレ、アナタノクユラセテイル煙草ダヨネ?」私はちょうど居合わせたHさんに詰め寄った。

「ア、ハイ…デモナンデコンナトコロニ落チテイルンダロウ…」

自分のものであることは認めたが、自分のやっていることがどういうことなのか全く自覚していない様子。

このままだと、今後の入居資格に「非喫煙者であること」が必要になってくるぞ

むろん、今回の事態も、運営会社の本部に報告した。

私はこういうことを告げておいた。

「コノママ彼ヲ放置シテ、火災デモ起コッタラ経営面カラモ損失デス。コウナッタラコレカラノ本グループホームノ入居資格ニ『非喫煙者デアルコト』ガ必要ニナルカモシレマセン。アマリ生活習慣デ差別スルノハ運営会社ニトッテモ不本意ダト思イマスガ…」

最近、「入社資格に『非喫煙者であること』を求める企業」が増えているという。

news.careerconnection.jp

news.careerconnection.jp

同様に、火災などの事態を未然に防ぐために、もしかしたらグループホーム、あるいは賃貸住宅の契約に「対象者は非喫煙者のみ」などという条項が設けられるかもしれないと私は考える。

なお、運営会社には、Hさんに対して「禁煙外来でしかるべき治療を受けさせる」ことを提案した。

sugu-kinen.jp

次回に続く。

毒オトナの条件・第32回「石川優実著『#KuToo 靴から考える本気のフェミニズム』評~これはまさに『毒オトナの昆虫標本』!」

おはようございます。¡Buenos dias!

今回は毒オトナの条件の連載第32回。

以前から何度か綴っている「石川優実」氏の著書について綴る。

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なお、本記事では一部性的表現があるので折りたたむ。

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グループホームに住んでみた・第18回「訪問看護」

おはようございます。¡Buenos dias!

今回はグループホームに住んでみた・第18回。

訪問看護

前回、「公衆WI-fi」のことについて綴ったとき、「ゲーム機の場合は公衆Wi-fiを使うわけにもいかない」旨を綴ったが、早速「XBOX ONE」の本体アップデートの必要が出てきた。

 

しかし、アプリのアップデートは公衆Wi-fiで事足りるのだが、ゲーム機の場合はそうもいかない。
最近のゲーム機は常時インターネット接続が当たり前になっている。
うちの弟一家*1は赤いN社の「ニンテンドースイッチ」でオンライン専用タイトルのダウンロードをするのに相当苦労したからなあ…

グループホームに住んでみた・第17回「公衆Wi-fiをはしごする」 - ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

 
約700MBなのだが、つまりは0.7GB。これだけで約1日分のモバイル通信容量を使うのはもったいないよな…
こういう場合は実家に戻るしかない…

今回は、「訪問看護」のことについて綴りたい。

グループホームは、運営会社がもともと「ホームヘルパー訪問看護師の派遣会社」ということで、毎週一回看護師の方が来てくださる。

体調管理だけでなく、身の上話も聞いてくださる

看護師が来てくださったときは、体温や血圧などの体調管理はもちろんのこと、近況や身の上話も聞いてくださる。

これがとてもありがたい。

私が入居して初めての訪問看護の日、看護師の方がこうおっしゃってくださった。

「何か困ったことがありましたら、私たちに遠慮なくその旨をおっしゃってください。私たちはあなたたちが快適に暮らせるようになるために存在しているのですから」

これ、めっちゃうれしかったなあ。

今月末で退職される世話人の元締めさんとともに、「よし、困ったことがあればこの人たちに頼ろう」という気にさせてくれたのだから。

幸い、今のところ「困ったこと」はない。
せいぜい、「背丈の高いTさん」がうざいくらい。

これからもよろしくお願いしますよ、看護師さん。

次回に続く。

グループホームに住んでみた・第17回「公衆Wi-fiをはしごする」

こんばんは。¡Buenas noches!

今回は「グループホームに住んでみた」第17回。

公衆Wi-fiをはしごする

現在のグループホームには光回線が入っておらず、契約している光回線(ドコモ光)の引っ越しもできないことはシリーズの過去記事に綴った。

 

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しかし、大容量プランにしていても、やはり最大容量の30GBは越えてしまう…

最近は、公衆Wi-fi(公衆無線LAN)をはしごすることにした。

参考記事を紹介する。

japanese.engadget.com

主な使い道はアプリのアップデート、場所は市役所や図書館

私の場合、公衆Wi-fiの主な使い道は「スマホアプリのアップデート」。

これ、モバイル回線で実行すると思いのほか通信容量を食うからね…
うちの職場の友人もそんなことを漏らしていた。

で、主な場所は市役所や図書館など公共機関で提供している公衆Wi-fi

ショッピングモールや飲食店のそれも利用するときがあるが、あまり長居しないからほとんど使わない。

しかしやはりグループホーム光回線が欲しい…

しかし、アプリのアップデートは公衆Wi-fiで事足りるのだが、ゲーム機の場合はそうもいかない。
最近のゲーム機は常時インターネット接続が当たり前になっている。
うちの弟一家*1は赤いN社の「ニンテンドースイッチ」でオンライン専用タイトルのダウンロードをするのに相当苦労したからなあ…

で、ゲームソフトのアップデートはスマホアプリの比ではなく1回あたり3~4GBは食う。

やはり、本グループホームにも光回線が欲しかったなあ…

それではまた。

*1:グループホームの入居者同様、光回線接続のことなどつゆほども知らない…

毒オトナの条件・第31回「『ジークハイル』で殺された人もいる」

こんばんは。¡Buenas noches!

寒い…昼間はそうでもないが、朝夕は本当に冷える。

今回は毒オトナの条件の第31回目。

ジークハイル」で殺された人もいる

昨日、サッカーゲームFIFA 20」の「FUT*1」モードを始めたら、「開発チームからのお知らせ」として、
Marco van Basten(マルコ・ファン・バステン)の関連要素が使えなくなる」
というメッセージが表示された。

その文の中で、「社会の多様性を尊重」という文言もあったので、「おそらくなんか差別発言でもしたのだろうか…」と思った。

真相はこうらしい。

www.soccer-king.jp

うわあ…「ジークハイル」ですかあ…
本人はジョークのつもりでの発言だったらしいが…

数年前にプロレスラーの「ハルク・ホーガン」氏が過去の差別発言を掘り起こされてプロレス界(WWE)を追放されたことを思い出したなあ。

www.huffingtonpost.jp

お二方とも、おそらくは「生粋の毒オトナではない」と思う。

ただ、「ジークハイル」や「ニガー*2」という言葉のもとに、差別や侮蔑、虐待、そして虐殺された人たちがいるということにまで想像力が回らなかったのだと思う。

当事者目線、あるいは当事者への想像力の欠如だ。

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「一つ前はダサく、二つ前以上はロマン」…もしかしたら「ジークハイル」も「ロマン」なのか?

ところで、最近「『日本の伝統』という幻想」という本を読んでいる。

その中で、面白い一文があった。

「時代の遠交近攻(P85)」

自分のいま生きている時代の一つ前の時代に対しては「ダサい」と感じ、それ以前の時代に対しては「ロマン」「憧れ」を感じる「現象」があると著者は説く。

そしてそれは、「本人が親(世代)に対しては反発を感じ、祖父母には親近感がわく」ようなものと似ているとも。

ここら辺を踏まえると、もしかしたら「ジークハイル」などの差別発言、虐殺を扇動した勢力をたたえる発言って「親世代への反発」として出てくる発言なのではないかと思う。

ここでの「親世代」「一つ前の時代」は「戦後民主主義」や「国際連合を中心に、平和で人権が尊重される社会の構築」が叫ばれていたころ。
そして「祖父母世代」は「大日本帝国」「ナチスドイツ」が悪名を高めていた時代。

そういえば、暗黒面に堕ちた「ゴーマニズム宣言」が大日本帝国を美化する作品を投稿しつづけたが、「うちのおじいちゃんを悪しざまに罵るのか」とかよく言っていたよなあ。

あと、団塊世代への憎悪も「時代の遠交近攻」の一種だな。

 

sgtyamabuunyan2nd.hatenadiary.jp

 

そして、言うまでもなくわが国ニッポンは「大日本帝国への回帰」が一番進んでいる国である。
戦後民主主義や国連中心の「平和と人権の構築」などくそくらえだと思っている。
憲法改正」「ポリコレうざい」もその一つのフレーズだ。

ニッポンの毒オトナたちの、政治・社会観といえる。

実際、世界の毒オトナたちにとって、ニッポン社会は「憧れ」の存在なのだそうだ。

ノルウェーの銃乱射殺人事件の犯人や、フランス「国民連合*3」の党首など…

ほんま、毒オトナの跋扈、どうにかせんとあかんわ…

それではまた。

*1:FIFA20 Ultimate Teamの略。日本式PtWゲーム(いわゆるソーシャルゲーム)風にガチャから選手や監督などを集め、チームを編成してソロプレイやネット対戦プレイをする。

*2:黒人(アフリカ系)を差別する用語。

*3:極右政党。旧党名「国民戦線」。

グループホームに住んでみた・第16回「ネット通販がやり易くなった」

こんばんは。¡Buenas noches!

今回は「グループホームに住んでみた」第16回。

ネット通販がやり易くなった

以前、本ブログで「グループホーム毒親シェルターでもある」ということを綴った。

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それは「毒親にして毒オトナである父親から離れること」。

毒オトナの条件・第28回「環境型ハラスメント」 - ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

 

父親は私がネット通販で物品を購入することについてもいちいち文句を言ってきた。

  • 「なんや、この荷物。お前、何か注文したのか!?」
  • 「なんで通販なんて利用するんや。店に行って買えばええやないか!」
  • 「お前、そんなものなんか利用して無駄遣いしていたらあかんで!」

などとねちねち言われるのだ。

父親から離れ、のびのびとネット通販を利用

で、現在、父親から離れた私はのびのびとネット通販を利用している。

主に使っているのは「セブンネットショッピング」とNTTドコモの「dショッピング」。

具体的にどんなものを買ったのかは兄姉ブログに綴る。

それではまた。

後工程はお客様。後のお客もお客様。

こんばんは。¡Buenas noches!

今回は久しぶりに単発の企画。

今読んでいる品質管理の書籍で、

「後工程はお客様」

というフレーズを知った。

工場などの製造工程で、次の工程に引き渡すときは「お客様=顧客」に引き渡すものと同様に考え、不具合などが無いようにせよ、という意味だ。

これを知って私は考えた。

はたして、自分がある店のお客だった場合、あとのお客様について考えた行動をとっているのかなあ、ということだ。

よくスーパーなんかにもいるんだよね。
一度買い物かごに入れた品物を「やっぱ買うのやめた」と言ってすぐにその品物を今いる売り場に置いてしまうの。
たとえば醤油を魚売り場に置いたり、魚をお菓子売り場に置いたり…

これ、ほかのお客様や店員さんが見たらどう思いますかね?

「お客様は神様」だとか言って傍若無人にふるまってませんかね?

 

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「後工程はお客様」というフレーズ。

工場での製造のみならず、日常生活でも他の人、後に続く人のことを考えよと教えてくれていると思う。

それではまた。