ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

私、ぶた猫ぶーにゃんの「社会的マイノリティ」について考えるブログです。主に社会的マイノリティ、そして彼ら彼女らを侮辱する「毒オトナ」について綴っています。

グループホームに住んでみた(33)突然ですが…

こんばんは。¡Buenas noches!

今回はグループホームに住んでみた・第33回。

突然ですが、お知らせです。

 

近々、退室することになるかも

突然のことだが、近々退室する可能性が大きくなった。

原因はTさんとHさんのことだ。

Hさんの深夜徘徊にTさん激怒

以前の本シリーズにおいて、Hさんは困りものだということを綴った。

 

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そんな中、Tさんは「Hさんの深夜徘徊」によって極度の睡眠不足に陥っていた。

Tさんは毎日のように激怒しながらHさんの文句を言っていた。

で、今日、運営会社の担当者が私に言ってきた。

「Tさんと部屋代わってよ」

↑そう提案されたのだ。

突然のことだから困った。

Tさんは私の部屋でないと駄目らしいのだ。*1

ただでさえ業務内容が変わってストレスが溜まっているのにここでもストレスが溜まるのはほんとうにたまったものではない。

まあ、入居者さんたちも元々ストレスフルだけど…
Aさんの妄想癖とかね…

まだ時間はあるだろうが、近々退出することになるだろう。

次回に続く。

*1:つまり、アパートの2階。ここなら深夜徘徊のドア開閉音や足音などがほとんど気にならなくなる。

グループホームに住んでみた(32)ごみ出しで参考になる文献

こんにちは。¡Hola amigos!

なんかね、仕事が変わってから疲れやすくなった。

今日も朝はほとんど寝ていたわ…

さて、今回はグループホームに住んでみた・第32回であるが、今回は簡単に書籍の紹介を。

以前、本連載でなんどか「ごみ」について綴っている。

 

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最近、面白い書籍のことを知ったので紹介したい。

「ゴミ清掃員の日常」。

kc.kodansha.co.jp

清掃員との「二足の草鞋わらじを履いて」いる、「マシンガンズ滝沢秀一」氏と漫画を担当された妻との共著。

この方のことを知ったのはNHK「シブ5時」で、同氏の「新型コロナウイルス問題におけるごみの出し方」を綴ったツイートが話題になっていると放送されたこと。

いわく、

  • 感染者が飲み終わったペットボトルは「可燃ごみ」として出してほしい*1
  • ごみ袋は「パンパン」に詰めて出さないでほしい。
    回収作業中に破裂し、中身が飛び出してしまうから。*2
  • などなど…

で、著書があることも知ったので、今回電子書籍で本書を購入した。

実に面白く読ませてもらったよ。

本書の中で「清掃員の仕事をしてから、『ごみ出し』について深く考えるようになった」というシーンがあるが、いやあ、清掃員でなくても本書を読んだら深く考えざるを得ないと思う。

まさに「後工程はお客様、清掃員もお客様」だわ。

 

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次回に続く。

*1:清掃工場などで仕分ける必要があるため、飲み口などに触れて感染する恐れがある。なおペットボトルの仕分け作業がどんなものであるかも本書で解説されている。

*2:しかし、滝沢氏の働いているところもそうだとは思うが、1リットルあたり1円が相場の「指定のごみ袋」は経費がバカにならないからなあ…パンパンに出したくなるんだよね…

【私事】職場での業務内容が変更になりました。

おはようございます。¡Buenos dias!

今週から、職場での業務内容が大幅に変更されることになった。

今までの業務内容はこちら。

 

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「商品サンプル」に関する仕事が、今春新設された専門部署の担当になり、私は業務から外された。

かわりに、工場内のモーターなど駆動部分を巡回点検する作業に入ることになった。

清掃や雑務などは変わらない。

ただなあ、狭い足場や階段を伝って高い場所にあるものまで点検しないといけないからなあ…安全第一。

今回はこれまで。

特殊詐欺に引っかかりそうになりました…(追記あり)

おはようございます。¡Buenos dias!

先日、「特殊詐欺」に引っかかりそうになった…

そのことを今回は綴りたい。

 

「運送会社」からショートメッセージが…

先週のある日、大手運送会社「S急便」を名乗るところから携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)に「お荷物をお届けに伺いましたが不在でした。ご連絡ください。」という内容のメッセージが届いていた。

そこに貼り付けられていた「bit.ly」URLが何か怪しいなあと思いつつも、リンク先は当のS急便のそれだったので信憑性は高いと思った。

私はすぐさま返信をした。

しかし、待てども待てども先からの返信はなかった。

恋人がよく「S急便」でお土産などを送ってくださる…

普通の人なら、しょっぱなからこのメッセージは怪しいと思うだろう。

しかし、私の場合は「S急便」に思い当たる節があった。

それは、恋人がよく行楽先で買ってきたお土産などをS急便で私宛に送ってくださったことだ。

それで、今回も恋人が何かを送ってくださって来たのかなあと思い、返信をしてしまったのだ。

S急便最寄りの支店「うちはSMSでの不在通知は実施していません」

で、先からの返信が無かったので、私はS急便の最寄りの支店に問い合わせをした。

「スミマセンオ忙シイトコロ失礼イタシマス。サキホドSMSデS急便ノカタカラ不在通知ヲウケマシタ。シバラク自宅待機ノ予定デスノデ是非オ荷物ヲ届ケテクダサルトアリガタイデス」

電話の先のS急便担当者はすぐさまに返答した。

「あの、弊社ではSMSを使った不在通知というのは実施しておりません。かならず不在通知カードを端末で発行し、ポストなどに入れるようにしております。おそらくそれは弊社を騙る偽物でしょう」

私は血の気が引いてしまった。

返信してしまったので携帯電話番号が知られてしまった…

すぐさま着信拒否設定をした。

その後、セキュリティアプリから「bit.ly」URLのサイトが「危険なサイト」として感知したという通知が来た。おそらくあれも「フィッシングサイト」だったのだろう。

「思い当たる節」を持っていると、特殊詐欺に簡単に引っかかる

以前、私の父親が「特殊詐欺なんて引っかかるやつが悪い。俺はああいうのには絶対に引っかからへんねんぞ」と自信満々に言っていたことを綴った。

 

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しかし、今回で身に染みたのだが、なんらかの「思い当たる節」を持っていると、いくら警戒しても特殊詐欺に簡単に引っかかってしまう。
私の場合は「恋人がお土産を送ってくれていた」ことだった。

実際、プロバイダーのメールにも「Amazonプライム」だとか「楽天市場」だとかを名乗り「あなたのアカウントが凍結されています」などというスパムメールフィッシングメールが来るが、これには引っかかることはない。
これらのサービスを利用したことがないのだから。

しかし、思い当たる節が多少でもあると、もう途端に引っかかる危険性が急増する。

いきなり息子を名乗る人が「俺だよ…」と「電話口で」話されると信憑性が増してしまうのもそういうこと。「ガッテン*1」でもやっていたよ。

www9.nhk.or.jp

特殊詐欺、ようやくひとごとではないと思いました…

そんじゃまた。

追伸
別の運送会社「Y運輸」では実際に「LINE」を使った不在通知サービスをやっているんだよなあ…
今回の話を友人にしたとき、うちの友人はこれも詐欺アカウントではないかと疑っていたのだが…

www.kuronekoyamato.co.jp

さらに、NTT西日本の「チエネッタ」ではまさに私が引っ掛かりそうになりかけたケースが紹介されていた。

flets-w.com

グループホームに住んでみた(31)HさんのOBUTSU

おはようございます。¡Buenos dias!

全然更新していなかった(汗)

今回はグループホームに住んでみた・第31回。

 

HさんのOBUTSU

入居者の一人、HさんはいつもOBUTSUの臭いを体に纏わせている。

食堂などの共同スペースに行くと度々OBUTSUの臭いが漂っていることがある。

「汚部屋」とポータブルトイレ

以前、Hさんの部屋を訪問したときは驚愕だった。

まさに「汚部屋」というべきそれであった。

さらに、部屋の中にはポータブルトイレ。

多分共用トイレにすら行けないほど消化器疾患でもあるのだろうか。

自分でお尻を拭くこともできない

さらに、世話人さんの話を聞いて驚いたのは、

「Hさんは排便後、自分でお尻を拭くこともできない」

ということだった。

ゆえに下着は汚れっぱなし、さらにはズボンや靴にまでOBUTSUがくっついていることすらある。

特別な介護が必要なのではないか

Hさんのことについて私はとやかくいうことはできない。

「生活能力が著しく欠けるこの人を追い出してほしい」と思うのではあるが…

ただ一つ、Hさんには特別な介護が必要なのではないか。

私はそんな風に思うのである。

次回に続く。

毒オトナの条件(45)「権利は義務の恩賞」は、実は「ニッポンの伝統」ではないのか?

おはようございます。¡Buenos dias!

前回、「権利」を勝ち取る人たちをバッシングする心理を、「石川優実」氏の例を挙げて綴った。

 

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バッシングの根底に、

「権利は義務を果たした者に与えられる恩賞」

というニッポン的な考えがあるということを綴った。

思えば、これは

まぎれもない「ニッポンの伝統」

というような気がしてきた。

「ニッポンの伝統」と言われるものは、実は19世紀から20世紀、明治時代以降にこじつけられたものが意外と多いと言われる。

  • 「初詣(行楽地の神社仏閣に参拝する)」は、19世紀に鉄道会社が販促(乗客増加)計画として打ち立てられた
  • 「相撲はニッポンの国技」というのは、20世紀に相撲の常設会場の名称を「国技館」と名付けた際にこじつけられた
  • 「重箱に入ったおせち料理」というものは、戦後に百貨店が定着させた
  • などなど…*1

しかし、「権利は義務の恩賞」という考え方は、鎌倉時代の「御恩と奉公」から来ているものと考えたら、

800年余りのまぎれもない伝統

と言っていいものかもしれない。

 

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しかし、「義務を果たせない、あるいは勝ち取らないと権利を得られない人たち」にとって、こんな考え方ははっきり言って地獄でしかない。

これからも、「義務」を盾に、「権利を勝ち取ろうとする人たち」を毒オトナは攻撃し続けるであろう。

私はそんな毒オトナどもに抗い続ける所存。

それではまた次回。

*1:根拠は藤井青銅著「『日本の伝統』の正体」「『日本の伝統』という幻想」(いずれも柏書房)より。

毒オトナの条件(44)権利を「勝ち取る」ことにいちゃもんをつける

こんばんは。¡Buenas noches!

体調はなかなかよくならない…
喉が痛かったら出勤できる状態でも休まざるを得ない。
職場や出入り業者に不安がられたらいやだからね…

今回は毒オトナの条件・第44回。

 

権利を「勝ち取る」ことにいちゃもんをつける

さて、今日は憲法記念日である。

昨年の同日、「日本国憲法における『権利と義務』」について綴った。

 

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 今年の憲法記念日も、この「権利」について綴る。

「権利勝ち取るって楽しい」

約1ヶ月前の「しんぶん赤旗日曜版」4月5日号にて、あの「石川優実」氏が登場していた。

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こちらが当該記事。もし興味があれば全文読んでほしいと思う。お近くの「共産党」地区委員会に行けば見本誌としてもらえる可能性もある。

同氏が「赤旗日曜版」に登場するのは二度目。

 

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 一番興味深かったのは、

「権利勝ち取るって楽しい」

という見出し。

本文にもこういう記述がある。

声をあげ、権利を勝ち取っていくことは楽しいことだ-というノリが、もっとみんなにも広まればいい。

 そう、権利は勝ち取り、行使するものだ。
この記事(そして石川氏)はまさにそのことを教えてくれている。

相変わらず、毒オトナたちは石川氏(そして権利を勝ち取ろうとする社会的マイノリティ)にいちゃもんをつける

しかし、世の毒オトナたちは相変わらず、
石川氏(あるいは権利を勝ち取ろうとする社会的マイノリティ)に対して「ツイッター」や「ヤフコメ」などでいちゃもんをつけ続けている。

その毒オトナのメンタリティの根底にあるのが、

「権利は義務を果たした者に『国(お上)』が与えてくださるもの」

という考え。

つまり、「国や社会に対して文句を言うな、黙っていろ」ということだ。

以前、石川氏の著書「#KuToo」について綴ったとき、連中の根底には「どうにかして石川氏を黙らせたい」という意思があることを綴った。

 

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他にもこんな調子で「#KuToo」、そして石川氏本人を侮辱するツイートが列挙されているのだが、とにかく「どうにかして黙らせたい」という意志が強く出ているものになっている。まさに毒オトナしぐさ。

毒オトナの条件・第32回「石川優実著『#KuToo 靴から考える本気のフェミニズム』評~これはまさに『毒オトナの昆虫標本』!」 - ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所

 もう一度綴る。権利は勝ち取り、行使するものだ、と。

それにしても、本当に毒オトナの「権利の勝ち取り、行使」に対する敵意というものは「うざい」以外の何物でもない。
時には精神に支障をきたすほどに。

私はもう一度綴る。

「権利は勝ち取り、行使するものだ」ということを。

そして、毒オトナたちのいちゃもんに対しては

「てんごすんな、アホ垂れ!」と良識ある大人が怒鳴りつけるべきである

ということを。

最後に記事からもう一つ引用。

中傷に「いちいち反応するな」と言う人もいます。

でも、黙っていてもセクハラや女性を侮辱する言動はなくなりませんでした。だからバッシングという差別の実態を見せ、怒りを言葉にし、表現する道を私は選びます。

次回に続く。