こんにちは。ぽっちゃり猫が大好き、「ぶた猫ぶーにゃん」と申します。
本ブログの概要をこちらに綴ります。
続きを読むこんばんは。今回は久しぶりに落語でいうところの「まくら」から。
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今日、「北陸新幹線」が敦賀駅まで延伸したため、福井市に行くには否が応でも新幹線に乗り換えなくてはならなくなった。面倒くさいなあ。
特急サンダーバードは実質湖西線の特急になってしまって悲しいなあ…
さて、今回は久しぶりに「毒オトナ社会の解きかた」を綴る。
あの変なメガネをかけている「経済学者」いや「経『罪』学者」について綴る。
先日、ある「経済学者」氏がチューハイ飲料のCMに出演したところ、自身の「持論」の非人間性を指弾され降板したという話があった。
そもそも、俳優やお笑い芸人でもない、大学教員が企業CMに出演すること自体が本当に「ニッポン的」であり、なんでもかんでも「芸能人」扱いする弊害が噴出したといえる。
参考過去記事
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しかしこの「国際政治学者」氏を見ていて思うのは、
毒オトナの条件(50)毒オトナのモデルケース~「国際政治学者」の女性 - ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所
「学者」「弁護士や公認会計士などの『士業』」「ジャーナリスト」などがいずれも企業CMに出過ぎだろう…
ということだ。 まるでこれらが「芸能人」の延長上みたいに…
この方、肩書は「イェール大学『助教授』」というらしいが、実際は「助教*1」なんだって。
しかし、ニッポンのテレビ屋、マスコミ屋たちは現在は(公的肩書としては存在しない)「助教授*2」という名前を使って「権威付け」をした。
そして「若手のインテリ論客」として各マスコミ屋で「消費」される。
NHKまでもが「消費」した。
さらにはクイズ番組などバラエティ番組にも出演。ここまでくるともはや「芸人」である。
変なメガネまでかけるようになり、自分は特別な存在であることを隠そうとしていないところが本当に「毒オトナ社会」にふさわしい人間だなあとため息が漏れる。
さて、この「経済学者」、いや「経済芸人」、もっとはっきり言えば「経『罪』学者」は常々「優生思想」まがいの言説を各マスコミ屋を舞台に「拡散(インフルエンス)」させる。
NHKの番組では「ゾンビ企業」という言葉を使い「生産性に寄与しない企業は労働者もろとも取り潰すべき」というとったことを覚えている。
その中で一番衝撃なのはネット動画で発言した「高齢者は集団自決」だろう。
これは大体「ロスジェネ(就職氷河期世代)『論客』」たちの多くが陥った、
「俺たち若者~中年世代は損をしている。一方で高齢者、特に『団塊の世代』は『年功序列』『終身雇用』でのうのうと飯を食らい続けている」
という言説の延長上といえる。。
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その「経『罪」学者」氏であるが、われらが「山本太郎」氏がれいわ新選組のおしゃべり会で糾弾している。
とりあえずこの動画をご覧いただきたい。
また、昨日の参議院予算委員会でも「経『罪』学者」のことについて大臣その他に問いただしている。
こちらの参議院インターネット審議中継サイトの3月15日の審議、7時間過ぎたあたりからが山本氏の質疑である。こちらもご覧いただきたい。
YoutubeにUPもされている。
結局、「非効率」「ゾンビ」「生産性のない」存在を取り潰すような言説は結局差別と排除、そして虐殺につながりかねないということだ。
それは私はじめ「社会的マイノリティ」「社会不適応」の人なら肌で感じると思う。
さて、「経『罪』学者」のかけているメガネにも言及したが、私も変わったメガネの愛用者である。紹介する。
ゴーグルタイプのメガネである。
普通のメガネの「つる」を耳にかけると耳がかゆくなるのでこれにした。
私が買った時は普通の地味なデザインだったが、今はスポーツブランドとコラボしているんだなあ。
それではまた。
こんばんは。今回も「与党も野党も茶番」。
「ジャーナリズム」を謳っていた茶番政党の新聞について綴る。
さて、茶番政党の劣化、あるいは「宗教団体化」が止まらない。
この前、本シリーズ連載で「
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中北氏はいろんなメディアで茶番政党に対してまさに「叱咤激励」というべき論評を各メディアでやっている。
一例をここに示す。
ジェンダー平等への取り組みは評価できるし、献身的な党員や有権者のために地道に働く地方議員が多い。労働組合などの大衆団体もしっかりしている。優れた資源はあるのに、生かし切れていない。一般にはなかなか見えないが、実態は代々木(党本部)の専従活動家からなる官僚制が支配しており、その上に立つ党指導部は硬直的だ。このままだと高齢化とともに党がなくなってしまうという危機感を持ち、声を上げる党員が増えているのが救いだ。(大文字・太文字化は引用者)
ここら辺なんかまさにそのとおりであり、どんなに茶番政党側が言いつくろおうが一般市民の目線では「党指導部は硬直的」にしか見えないのである。
中北氏はまさに「茶番政党は『アップデート』が必要」とおっしゃっている。「松竹伸幸」氏もそうだが。
まあ、茶番政党にとってはこういう「耳に痛い言葉」はとても耐えがたいと見える。
中北氏のことを「事実に基づかない論評」などと「言いがかり」をつけてきた。
ところが、この間、中北氏は、第29回党大会を受けてのインタビューなどで、日本共産党が掲げた「市民と野党の共闘」について、「期待したが、全くの幻想だった」とのべ、「(野党共闘が行き詰まったのは)日米安保条約の廃棄や民主集中制といったコアを変えなかった」からだと断じ、「野党連合政権を目指すなら、日米安保の容認など大胆な政策の柔軟化が必要だ」、「党勢拡大を望むならば民主集中制を改めた方がいい」などとのべている(「東京新聞」web版・2月11日付など)。
“日米安保条約容認の党になれ”“民主集中制を放棄せよ”――つまるところこれが、中北氏が現在わが党に対して行っている主張である。
(大文字・太文字化は引用者。以下同じ)
この太文字なんか「わら人形論法」の典型で、「改めたほうがいい」がどうして「放棄」になるのか。
あと、
中北氏は、党大会の結語で「人格攻撃」「組織ぐるみのパワハラ」が行われたと断じるが、結語の内容は、それを読めば明白なように、発言者の「発言内容」にしぼって、その問題点に対して事実にもとづく冷静な批判を行ったものであって、発言者の人格を否定したり傷つけたりするハラスメントでは決してない。
これもね、実際の結語を見れば「発言内容にしぼっ」てなんかいないと一般市民からは思えないものだよ。
反共分裂主義によって野党共闘を破壊した大逆流と並べて、党の対応を批判するというのは、まったく節度を欠いた乱暴な発言というほかありません。
問題のこの政治的本質をまったく理解していないことに、発言者の大きな問題があるといわなければなりません。
発言者は、「除名というのは対話の拒否だ」と述べ、「包摂の論理を尊重することは、政党運営にも求められている」と述べました。しかし、対話を拒否したのは誰か、党を除名された元党員は、自分の意見を、一度として党の正規の会議で述べたことはなく、一度として正規のルールにのっとって党に意見を提出したこともない。党内での一切の対話の努力をしないまま、党外からいきなり党攻撃を開始したというのが事実です。ここでも発言者は、批判の矛先を百八十度間違えているといわなければなりません。
発言者とともに「除名された元党員」についても人格攻撃をしているよ。
ほんま、この茶番政党は「アップデート」をとことんまで拒絶するんだよね。
うちの父親とほんま同じやなあ。
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茶番政党から「事実に基づかない難癖」などと言われた中北氏。
同氏は当然反論を要求した。
しかし、茶番政党は逃げた。
その際の茶番政党側の「理由」がとにかく噴飯ものであった。
これに対し、小池氏は当時の訴えは「サンケイ新聞が多大な影響力と公共性を持っている一般新聞であることなどを踏まえて対抗措置を認めるように求めたという性格」と指摘。その上で「一般新聞とは全く異なる政党機関紙(赤旗)を同列に置いて反論掲載を求めるという議論は成り立たない」と主張した。
なぁ~にぃ~?言っちまったなぁ!!(クールポコ。風)
要は茶番政党の新聞は(「一般新聞」に求められるような)ジャーナリズムでもなんでもなく、政党のプロパガンダを垂れ流す媒体だと言っちまったわけだ。
ぶっちゃけ言えば「エホバの証人」の「目ざめよ!」「ものみの塔」、あるいは「顕正会」の「顕正新聞」。
政権与党を糾弾するという性格上、奇しくも「ジャーナリズム」を体現している「新聞」だと思っていたのになあ…
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「創価学会」の「聖教新聞」なんか同団体を批判する個人や団体、媒体を「座談会」コーナーであしざまに罵倒していることで有名だものね。
それにしても思うのは、茶番政党も自分たちのことに自信をお持ちなら堂々と「
これじゃあ昨秋死亡した「顕正会」の「
とにかく、この茶番政党は一生殻に閉じこもっとけと思うわ。
次回に続く。
こんばんは。今回も「与党も野党も茶番」。
この前、茶番政党関係者に誘われてある映画を見た。
戦前、非合法団体であった茶番政党に携わり、その後官憲の拷問に遭い24歳の若さで亡くなった「伊藤千代子」の生涯を描いた映画。
彼女が受けた拷問、そして非業の死はまぎれもなく「官憲≒支配勢力、主流秩序」によってもたらされたものであり、伊藤氏および当時の茶番政党はまさに「脱・主流秩序」を志向して闘ってきた人であり集団だということがよくわかる映画であった。
一方で、私自身はもう一つの感想も抱いた。
それはニッポンの主流秩序、「毒オトナ」たちが「KAMIKAZE」で死んだ人を持ち上げて「彼らがいたから今のニッポンがある」などと称賛するのと同じではないのかということだ。
「KAMIKAZE」。第二次世界大戦末期にわが国ニッポンの軍隊がとった航空機や人間魚雷「回天」、さらには潜水服をまとって機雷をぶつけるなど爆死を通じてダメージを与える作戦であり、世界の戦史上まれにみる恐ろしくおぞましい内容であることから、今でも自爆テロ事件のことを「KAMIKAZE」と表現される。
わが国ニッポンの主流秩序では連合国軍に恐怖を与えた「KAMIKAZE」のことをとても誇りに思っているようで、あの「差別主義者たちの政治団体」創設メンバーの「ベストセラー作家」氏もこれをテーマにした小説を綴っている。
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そして「KAMIKAZE」に誇りを持っている人たちは異口同音にこう言う。
「彼らがいたからこそ今のニッポンがある」
なんかこの映画を見ていて、私は「KAMIKAZE」を称賛する作品を見せられているような気分になった。
そんな尊い犠牲で守られたニッポン国も、そして茶番政党も、現在はひたすら愚行を繰り返していることはとても正視できない。
社会的マイノリティを差別・侮蔑してエンタメにするようになったニッポン国の「毒オトナ社会」。
「民主化」「アップデート」を拒絶し、「殉死」を美談に持ち上げて「我々は正しい、支配勢力は我々を恐れているのだ」とうそぶく茶番政党。
ほんま、人の命、尊い犠牲を愚弄しているとしか思えないわ。
次回に続く。
こんばんは。今回も「与党も野党も茶番」。
さて、この度、本シリーズ連載でもたびたび取り上げた、茶番政党から除名処分された「松竹伸幸」氏が茶番政党に対し提訴した。
記者会見の動画をここに紹介する。
これに対し、茶番政党は「結社の自由」を盾に松竹氏への排斥処分は正当であると言い訳を続けているが、残念ながらこれは茶番政党への「ブーメラン」と言わざるを得ない。
茶番政党の声明にはこうある。
そもそも、政党が「結社の自由」にもとづいて自律的な運営を行うことに対し、裁判所の審判権が及ばないことは、1988年12月20日の最高裁判決でも確認されていることであり、このような提訴は、憲法にてらしても成り立たないものである。
これってさあ、暴虐企業(いわゆるブラック企業)が不当解雇などを自己正当化する際の「論理」だよね。
企業の「自立的な運営」に対して不当解雇などを糾弾したりしてきたのは当の茶番政党ではなかったのか。
かつて「民主主義は工場の門前で立ちすくむ」というフレーズがあった。
不当解雇や労働基準法違反が跋扈するのはひとえに「職場に民主主義の精神がなさすぎるから」だということを指摘するフレーズ。
今回の茶番政党の声明は「不当解雇も企業の自立的な運営によるものであり、裁判権は及ばない」というとるようなものだ。
まさかそんな「論理」を自称「ニッポンに民主主義を常に求めてきた政党」である茶番政党が振りかざすとは思わなかったぜ。
まさに「民主主義は政党の門前で立ちすくむ」。
茶番政党はこれ以上「民主主義」を叫ばないでほしいと思う。
さて、今回の松竹氏の提訴は、茶番政党をめぐる「法論」でもある。
実際、今回の争点はまさに「民主主義は政党の門前で立ちすく」んでいいのかである。そこに穴をあけることを原告弁護団は企図している。
さあ、どうする茶番政党。
次回に続く。
こんばんは。
今回も「与党も野党も茶番」。
入党を呼びかけるパンフレットにある「ウソ」を綴る。
さて、手元に茶番政党の「入党呼びかけパンフ」がある。
中身の大半は以前
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さて、私が「ウソだ」と思ったのは終盤のこの一文。
戦前、天皇絶対の専制政治のもと、日本共産党は非合法とされ、党員は激しい弾圧や迫害にさらされました。男尊女卑の時代、女性は政党に入ることさえ法律で禁じられるもとで、日本共産党は多くの女性が参加し、女性解放のためにたたかった唯一の政党でした。このたたかいは、先輩たちの多くの犠牲をともなった苦難の道でしたが、戦後の日本国憲法に「国民主権」「基本的人権」「戦争放棄」として実りました。
この一文を見た時、かつてテレビ朝日で放送されていた「世界とんでも!?ヒストリー」というクイズ番組の「レキシー・ホラ・ショー*1」で「中村ゆうじ」が「ホラー!!」と絶叫する声が頭の中で聞こえた。
前にも綴ったけど、この茶番政党は実は「日本国憲法」の制定には断固反対していて、「天皇(皇室)の存在を廃して『人民共和国』にするべきだ」というていたんだよ。
ここで「中北浩爾」氏の「日本共産党 革命を夢見た100年(中公新書)」より引用。
一九四六年三月六日、日本政府の憲法改正草案要綱が発表される。これはGHQの民政局が原案を作成し、水面下の協議を経てまとめられたものであったが、共産党だけが反対を表明した。人民の代表による起草ではない欽定憲法である、人民主権が明記されておらず第一条で天皇の地位と権能を規定している、天皇を象徴と位置づけて神聖視している、参議院は貴族院の変形に過ぎないなどと指摘し、天皇制の廃止、人民主権の明確化、一院制の採用などを主張したのである。
(電子書籍35%地点。大文字太文字赤文字強調は引用者)
しかも「戦争放棄」についても、当時の茶番政党は「自衛戦争は認められるべき」という立場だったんだよね。
(前略)注目されるのは、戦争を二つに分類して、侵略戦争を不正の戦争、自衛戦争を正しい戦争と区別し、「憲法草案に戦争一般放棄と云ふ形でなしに、我々は之を侵略戦争の放棄、斯うするのがもつと的確ではないか」と発言したことである。これに対して吉田首相*2は「正当防衛権を認むることが偶々戦争を誘発する」と反論し、自衛戦争を含めて放棄すべきと主張した。
(同じく電子書籍35%地点)
この自衛戦争容認の立場が、のちの冷戦時代に「東側陣営の保有する核兵器はキレイな核兵器である」という立場になり、ニッポン国内の核兵器廃絶運動に亀裂をもたらすことになる。これはまたのちの連載で綴るかもしれない。
「女性解放のためにたたかった唯一の政党」というのもこれまた怪しい。
ふたたび中北氏の著書より引用。
非合法活動を強いられた戦前の共産党にとって党財政と並ぶ暗部といえるのは、女性差別である。
(中略)
何よりも、女性がもっぱらハウスキーパーやレポーターといった補助的な活動に回されたことが問題であった。(中略)有能な女性活動家であっても党幹部と結婚すれば、その付属物とみなされ、家庭に入るしかなかった。戦前の指導部には女性がほぼ不在であった。共産党は結党以来、男女平等を訴えていたが、当時の日本社会の女性蔑視から逃れられなかった。そうした弱点は地下活動を通じて肥大化した。
(同じく電子書籍24%地点)
戦前から女性解放をうったえていたのは茶番政党よりもむしろ「キリスト教婦人矯風会」とか「平塚らいてう」あたりだと思う。
それにしても、この中北氏の著書は茶番政党から「禁書」認定され、中北氏自身も茶番政党の新聞などであしざまに誹謗されている。
言葉通りの「黒歴史」をバラされているのだから当然かもしれない。
その誹謗の苛烈さは(政権与党の一角の支持母体として知られる)創価学会が「日顕」「竹入義勝」などに見せた姿勢をほうふつとさせる。
とにかく、私が言いたいのは、茶番政党の言うことを真に受けないで、うのみにしないでほしいということ。
次回に続く。
こんにちは。
まずは近況を。
ちょうど昨年の今頃、うつ病にかかって8年勤めた勤務先をやめることになってしまったが、このたび新しい勤務先が決まった。
今度は10年勤めるように努めたい(笑)
さて、今回も「与党も野党も茶番」。
あまりにも「与党も野党も茶番」過ぎるために私たちも「自衛」を考えなくてはならなくなったという話。
今日、更新された「マガジン9」の「雨宮処凛がゆく」。
今回は同氏の近著の紹介とともに、「自衛」について綴った一文に心を打たれた。
早速引用する。
「死なないノウハウ」というタイトル通り、「自衛」の方法を詰め込んだわけだが、ここまで書いて、ふと気づいた。
以前の私であれば、「自衛」よりも、死なないように「政治を変えよう」と声高に主張したのではないか、と。しかし、長年活動を続ける中、政治が一向に変わらない現実と向き合ってきた。そんな中、政治が変わるのを待っていたらリアルに死者が出る。もちろん政治を変えるべく声を上げていくことも大切だし続けていくが、「自衛」と二本立てでないと、政治を変える前にリアルに命が尽きてしまうという実感がある。冒頭に書いたような事件*1が起こるたび、切実に、そう思う。
(太字、大文字、赤文字強調は引用者)
私も本ブログで社会問題について綴ってきたが、同じ気持ちだ。
どれだけこの国ニッポンの政治界隈に向かって「俺たちの声を聞け」と叫んでも、ブログやSNSで声を上げても、選挙になったら政権与党や「維新を名乗るナニワのトランピズム政党」ばかりが当選する。
特に私のような社会的マイノリティの声なんか本当に届かない。
届くのは高学歴だったり「起業家」だったり「インフルエンサー」のようなものばかりのそれであり、それらは社会的マイノリティをたいてい侮蔑する。
そしてそのような「言論」をこの国の「マスコミ屋(ジャーナリズムではない)」は無批判に垂れ流す。
このような社会を私は「毒親」になぞらえて「毒オトナ社会」と呼んでいるが、この国の「野党」たちはその「毒オトナ社会」を変えようだなんて微塵にも思っていない。
特に私が憤っているのが本シリーズ連載でさんざん「茶番政党」と呼んでいる政党である。
自称「戦前は大日本帝国の専制政治に命がけで反対し、戦後は『日本国憲法の精神』をきちんと政治に反映することに力を尽くした政党」だが、このたび同党の言うていることはかなり「盛っている」ということが判明した。
私自身も「自衛」には努めている。
障害年金もそうだし、お世話になっている福祉サービスもそうだ。
最近は「つみたてNISA」で資産形成にも取り組むようになった。
社会的弱者、マイノリティが「自衛」を考えなくてはならなくなったのは、まさに「与党も野党も茶番」が引き起こした悲劇といえよう。
なお、今回の雨宮氏の新著「死なないノウハウ」は後日購読する予定である。
次回に続く。
*1:引用者注、私と同じ年の人が「生活が苦しい」とコンビニ強盗を犯してしまった事件。